ハイジャン男とて人間、いろいろな誤解やうろ覚えで、言いそこ間違いをしたことがある。
話しを始める前に、「言いそこ間違い 」の語源を調べてみた。ヤフーの知恵袋に面白い問答があった。
「言いそこ間違い 」の「そこ」とは何でしょうか?
「そこなう」は「損なう」と書く。
「言いそこ間違い」は、「言い損なう」と「言い間違い」をくっつけたギャグ。
大阪の漫才、(多分、中田ダイマル・ラケットだったと思う)が言い出したもの。
中田ダイマル、ラケット?懐かしい名前だ。
確か、藤田まこと主演のテレビドラマ「てなもんや三度笠」にも出演していた。
中田ダイマル(本名:中田勇夫、1913年(大正2年)12月14日 - 1982年(昭和57年)9月5日)兵庫県川辺郡小田村金楽寺生まれ。
中田ラケット(本名:中田信夫、1920年(大正9年)3月3日 - 1997年(平成9年)2月5日)兵庫県川辺郡小田村金楽寺生まれ。
二人ともに鬼籍に入られている。
ところで、ハイジャン男の言いそこ間違いで記憶しているもの。
1990年の夏に、スウェーデンに学会に行き、学会のオプションツアーで、北極圏のキルナまで出かけた。このオプションツアーに参加したのは、全て日本人だった。
ツアーの添乗員はスウェーデン人の若者だった。北極圏は、夏と言えども、0℃だった。リフトに乗り、山に登ることがあった。
その際、添乗員が毛布を何枚が持参して来ていた。
ハイジャン男
「Can I have a banquet?」
とblanketと言うべきところを、言いそこ間違いしてしまったのだ。滅多に使わない言葉であるが、同行の先輩に、「晩餐会を持つの?」と笑われてしまった。
うろ覚えの怖さである。しかし、ハイジャン男は、そんな失敗は気に止めない。一つ賢くなったと思えばいいではないか!
「気に止めぬ秋の言ひそこ間違ひよ」
ハイジャン男