丘ふみ游俳倶楽部の部長の中島葱男さんは、京都で着物の染め物をする着物作家である。京都市長賞を2度も受賞したことがある有名な着物作家である。




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第24回友労染展の京都市長賞のマリリン






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第25回友労染展京都市長賞の連歌「茶の庭」




このように、素晴らしい作品を仕上げる着物作家なのだが、着物の需要は落ち込むばかり。


そこで、新たな仕事として、フェルトによる洋服を作る仕事を始めた。


「セレネッラの咲くころ」というお店だ。


その作品のいくつかを紹介しよう。




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「小玉」。フェルトに色々な生地を入れて弱アルカリ処理で固めていくとこのような作品に仕上がるらしい。黒い服にショールを巻き付けるとファショナブルになるというわけだ。



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「甘い生活」。赤の大きな玉が明るさを演出して、甘い生活になるのか?



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徹子の部屋の黒柳徹子さんもお気に入りで番組で何度も着て戴いているとのこと。

葱男さんは、九州大学の文学部出身。文才があり、小説家を目指していた。それで、俳句が出来る。しかし、昔から、絵心もあった。「天は二物を与えず」は、葱男さんには通用しない言葉。

葱男さんが、丘ふみ游俳倶楽部を立ち上げたのは、2004年だったので、丸十年、ハイジャン男は、俳句をやって来た。葱男さんが部長、ハイジャン男は副部長を務めてきた。葱男部長とハイジャン男の自慢は、120回のネット句会で6句を毎回投句してきたことだ。よくも十年が続いたものだ。

「簾越し十年の時見つめをり」

ハイジャン男