昨日、ハイジャン男が担当する「基礎生物学」の講義が終了した。

そして、今日から前期の試験が実施される。しかし、講義の期間中に試験を実施している先生も多く、試験予備日期間として、本日から、10日間の日程で試験が実施される。

ハイジャン男の学部であるが、1学年に210名以上の学生が在籍している。管理栄養士養成施設の学部の定員としては、女子栄養大学、武庫川女子大学に並んで、多くの定員を厚生労働省から認められている。

講義だが、これだけの人数を一遍に出来ないので、分けて実施している。その関係で公平な試験をするとすれば、試験予備期間中に一括して行わざるを得ない。

この期間、ハイジャン男にとって頭の痛いことは、学生たちに矢継ぎ早の質問に遭うことである。質問魔が必ず現れる。質問魔は、何度も何度もやって来るいわば質問女王のことた。質問は、延々と続くこともある。中には、ハイジャン男のリップサービスを期待している学生も現れる。

「先生、この問題は出ないですよねー?」

と誘導尋問も多い。知らない、ノーコメントで逃げるわけだが、顔色を伺っている者もいる。

部屋は、卒研の学生の居場所の隣の部屋とハイジャン男の研究室と二つあるわけだが、待たせると、隣の部屋で、何か飲み物を出してあげないとということで、コーヒーを飲んだり、お茶を飲んだり出来るようにしておく。




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たまには、お菓子も用意することも、、。苛立つ学生たちを鎮めるには、お菓子が有効なのだ。




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ハイジャン男の「生物有機化学」の試験は、明日の3限目に実施される。

今日は、また、隣の部屋が学生たちで一杯になりそうだ。

「質問魔今年は誰に盛夏かな」

ハイジャン男