アップが遅れてしまった。丘ふみ游俳倶楽部第119号が発刊された。



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今回の特選2句を恒例により紹介しよう。


*A部門入選作発表*

当季雑詠=全61投句(入選45句)

【特選】
一席
●湯煙の背丈いろいろ青岬=紅椿  

◎砂、ス○資、五△ま、喋、メ=13点 
(資:湯煙の白とこの時期の岬の緑が美しい。何処の風景だろうか? 五:岬の温泉、城崎? ま:擬人化しているところがほのぼのと感じられます。行ってみたいです。)  

大分にご在住の紅椿さんの句。ハイジャン男も地位に採った。別府のことであったか?湯煙を背丈にしたのが良い。確かに、別府の湯煙には、高く舞い上がる物とそうでないものといろいろだ。ヌーボーとした人に見えてくる。さすが、先輩!?おめでとうございました。前回、ハイジャン男は、1人だけ、紅椿さんの句を天位にしていた。

⚫︎青柿のややこのあまた土の上

この擬人法は素晴らしいと思ったのだが、採る方がいなかったのは、不思議。実は、ハイジャン男の家の庭に柿の木があり、青柿がよく落ちているのだ。その様は、ややこのように見えるのだ。紅椿さんが、普段から、観察に重きを置かれた句作に励んで居られることが、今回の句、前回の句と合わせて感じ取られる。

*B部門入選作発表*

兼題『季:青時雨』『漢:壊』=全60投句(入選41句)

【特選】

一席
●造るひと壊すひとをり炎天下=十志夫 

◎葱、ラ、五○紅△久=12点 

(葱:炎天下で作業している人たちは、「造る」のも「壊す」のも本当にご苦労様! ラ:なるほど~!「人生いろいろ」ですね。 五:秀吉の時代に思いを馳せるような句になった。 紅:オリンピックに向けての工事かと思います。省略のきいた秀句ですね。 久:お金のためなら炎天下も関係ないって感じでしょうか。) 

兼題の特選は、東京の十志男さんの句。ハイジャン男も天位にした。ハイジャン男の句評は、やや飛躍したが、丁度、軍師官兵衛を見ていたので、炎天下を秀吉のことと思い込んでしまった。おそらく、作者に単なるビルの破壊と建築に限らない意図があったのではなかろうか?ハイジャン男のような先読みをする者がいることを十志男さんは、ニンマリされているのではなかろうか?

ところで、ハイジャン男の出来は?ブログを始めてからというもの、低迷が続いている。6句投句して入選はたったの2句だ。

1句紹介

⚫︎土砂降りと晴れ間行き交ふ梅雨のJAZZ

ハイジャン男(五六二三斎)

フェイスブックで、Yukukoさんよりお褒めを頂いた。6月21日のニューアベベオールスターズのコンサートの模様だ。



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同級生のO君
O君は、今、山笠に掛かりっきりだろう。




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土砂降り?




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晴れ間?



「山見せに荒梅雨を呼ぶ男衆」

ハイジャン男

昨日の満月は、天気予報をも覆す荒梅雨に掻き消された。これも荒ぶる男衆の熱気の賜物としよう。