現在、朝の6時18分。福岡市はどんよりと曇っている。
雷で思い出したが、母の実家は、朝倉市の長田という村であるが、家に雷が落ちたことがあるらしい。母の代に雷災禍に遭っているので、二代続けて雷様に遭うことはなかろう。
しかし、梅雨の大雨、最後の仕上げには、激しい雷雨となるものだ。ホトトギス歳時記によれば、雷は、7月初旬の季語だ。雷を「らい」と読んでもいい。神鳴、いかづち、はたたがみ、雷鳴、雷神、遠雷、落雷、雷雨なども季語にしていい。日雷は、雨を伴わない雷だ。
今から、30年ほど前の7月に、七大学対抗の陸上競技大会が名古屋で開かれた時のこと、午後3時過ぎより、激しい雷雨となった。陸上競技の試合は、雨の中でも開かれるが、雷は危険だ、広い陸上競技場は、ゴルフ場と同じく、落雷の可能性が高い。試合は、中止となった。70年以上の歴史あるこの大会で、中止となったのは、この一回だけだ。
ハイジャン男の陸上競技人生でも初の中止であった。
「雷の思ひ出語り雷を待つ」
ハイジャン男
二回目の雷は、「らい」と読む。
