ハイジャン男は、大学の陸上部のOB会の仕事をRさんの法律事務所に手伝いに出かけて、いつも写真を戴くK先輩と一緒になった。K先輩の車で、大橋まで送ってもらった。

そのドライブ中に、K先輩からハイジャン男に、「どこか1人カラオケ出来るいい店を知らないか?」との質問があった。ハイジャン男は、これまでに一度だけ、1人カラオケをしたことがある。

大橋の「ちゅらら」という店だ。あれは、2月くらいであったか?謝恩会で歌う「雨のち晴レルヤ」を練習するためだった。K先輩にその経験を話した。そして、店の場所も教えて差し上げた。

大橋でK先輩と別れたのは、18時半くらいで、無性にカラオケをしたくなった。そこで、19時から1時間だけ、そのちゅららで、また1人カラオケを歌うことにした。

カラオケの機種は、DAM2で、精密採点してみることにした。

覚えるべき歌は、古い歌だが、布施明の「恋」である。

恋というものは
不思議なものなんだ

逢っているときは なんともないが
さよならすると 涙がこぼれちゃう
逢うたびに うれしくて
逢えば 又せつなくて
逢えなけりゃ 悲しくて
逢わずにいられない
それというのも 君のためだよ
ぼくのこの胸も 恋にふるえてる

逢えばそれだけで 楽しいくせに
わかれたあとの 涙がつらいのさ
逢うたびに うれしくて
逢えば 又せつなくて
逢えなけりゃ 悲しくて
逢わずにいられない
そんな恋だけど 君が好きだよ
ぼくは君だけを 愛しつづけたい
ぼくは君だけを 愛しつづけたい

ハイジャン男の声のキーは、布施明と近い気がする。



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結局、最高点は、75点であった。精密採点で歌ってみて驚いたことは、最後まで歌いきらないと点が出ないことだ。大きな減点は、実は最後まで伸ばして歌えるかにあるようだ。意外に見逃されがちな、最後の伸ばしに注意することが必要だ。あとは、出だしをことごとく外していた。

負けず嫌いのハイジャン男だ。これからも、1人カラオケに磨きをかけて、来年の謝恩会に備えるぞー!

「梅雨晴れや1人カラオケ盛り上がる」

ハイジャン男