4月20日は日曜日だが、ハイジャン男は、大学に学生から頼まれたサンプルを車で持って来た。明日の実験材料だ。
下の9日前の写真と比べて、一段と緑が濃くなった。
不思議なもので、人々は葉桜には目もくれない。普通の木々に目もくれないのと同じように。桜の木がピンクに染まる様は、普通ではない異国、異次元の世界なのだろう。
普通の木々になったとはいえ、大学の大桜は、大桜だ。これからも、ハイジャン男は花守から、葉桜守となってこの大桜を写真に収めて、愛でることにしよう。それが、本当の花守だと信じている。
「葉桜を守る一人になろうとも」
ハイジャン男