ハイジャン男は生物学を教える身でありながら、花の名前はよく知らない。俳句では、花は桜と決まっているから、他の花は、しっかりとその呼び名で標記しなければならない。ハイジャン男は、俳句を始める前は、花に対して全くと言っていい程興味がなかった。
花の季語入りの句を詠むと、選者の半分の女性に人気だと分かり、点盛り欲しさに花の季語入りの句をたくさん詠むようになった。何とも、動機は不純だが、花に少しずつ興味が持てるようになってきた。10年前くらいに、

「濁流の乾く爪跡稻の花」

「雨止みて水仙の息聞こえたり」

のような句を詠んで、点盛りがいいと喜んでいたが、本当に花が好きになっていったのは、もう少し後になってからかもしれない。

花の色や形の鮮やかさは、俳句の作者が確かにそこに居たことを示す季語として相応しいものだ。

昨日から、ハイジャン男は、自宅から西鉄大橋駅までの通勤の道すがら、花の写真を撮りに撮った。

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そろそろ記事の中に入れる写真の限界のようだ。昨日、撮り忘れた花もあった。このうち、分かるのは一つくらいか?図鑑で確認しなければ。「日本の花300」は、花の名前を知るいいホームページだ。いつも、参考にさせてもらっている。

「花終へて他へ目移りする朝(あした)」

ハイジャン男