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丘ふみ游俳倶楽部第115号が日曜日に発刊した。

ハイジャン男の句は、からっきし駄目だった。ブログに集中すると、俳句への集中度が落ちる。今後の課題だ。

さて、例の如く、特選第一席句を紹介しよう。

当季雑詠*全62投句(入選41句)


雑詠【特選】

一席
●雛の貌褒めて担任帰りけり
=十志夫 

◎五、香、資◯葱、な△ラ、ぼ、水=16点 
(五:田中裕明的俳句。先生ものに弱いのは何故? 資:家庭訪問の帰り際でしょうか。子供が褒められたような気分。 葱:ドラマがあり、平和があり、愛がある。 な:担任〈少し硬いかな〉じゃなくて先生だったら天に戴きました。素敵な景ですね。 ラ:担任教師の家庭訪問、懐かしい~! ぼ:うまい切り取り。) 


東京の十志夫さんの句。家庭訪問の先生の一言を題材に。担任がいいか?先生がいいか?先生だと、いろいろなケースがある。往診に来た医師、大学の教授、はたまた代議士の先生。これでいいのではなかろうか?

田中裕明の俳句に、

水遊びする子に先生から手紙」

がある。同じ視点の句だと思った。

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兼題『季:風光る』『漢:箱』=全62投句(入選43句)

【特選】

一席

●トロ箱の底に余寒の積まれをり

=十志夫 


◎淳、メ◯葱、な、ぼ、香△久、喋=16点 
(葱:こちらは糶が終わったあとの「トロ箱」の情景かとも。いい。 な:余寒の暗さがトロ箱の底によく付いていると思いました。 ぼ:いかにも寒そう。 久:春を感じさせてくれます。) 


兼題も十志夫さんの句。十志夫さんは、句歴は10年は行かれてないと思うのだが、凄い勉強家であられる。「俳句と主夫の間で」というブログを連載されている。2010年4月からブログをされていて、その殆どが俳句のことだ。掲句だが、トロ箱の底に残る余寒を詠まれている。トロ箱にも早春の兆しが感じられる。

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「春の雷過ぎて丘の上(おかのえ)光りけり」

ハイジャン男