ハイジャン男のゼミの学生だったT君が、西鉄大牟田線の高宮駅の側に「大皿料理とびこ」という店を出した。

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昨日、お祝いに出かけたのだが、そのお礼の電話をかけたところ、同じくゼミの学生だったI君が電話に出て驚いた。何でも、人手が足りないので、手伝いに来ているとのこと。2人が働いているところが見たくなり、大橋駅の一つ手前の駅の高宮駅で下車し、とびこを訪ねた。

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2人は、ハイジャン男のゼミ生として、平成20年3月に卒業した。この時、ハイジャン男のゼミには、他にK君、もう1人のT君と4人の男子学生が居た。写真の2人は、バイトに明け暮れる生活を一年生から続けていた。実は、2人ともに学費から生活費まで、バイトで賄っていた。夜遅くまでT君は小料理屋で板前修行していた。I君は、居酒屋でバイトしていた。朝が苦手で、遅刻や欠席を繰り返していた。管理栄養士になる課程は、124単位のうち、82単位と多くの必修科目があり、その中には、実験や実習が多く含まれている。よくぞ、この2人が留年をすることなく、卒業できたものだと感心せざるを得ない。

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さあ、大皿料理の幾つかを紹介しよう。

このうち、肉じゃがと鳥の唐揚げを注文した。とにかく、料理が美味く、繊細な味付け、料理の盛りだった。

2人が苦学していることは、十分把握はしていたが、あとの2人の学生たちは、T君、I君を庇い、自分たちが働くので、T君、I君の卒論の実験参加を大目に見てくれるように懇願された。ハイジャン男は、出れる時に来ればいいと大目に見ることを承知した。この4人の友情には、ハイジャン男も涙することしきりであった。

2人を庇ったK君は、出身地の沖縄に帰った。施設の管理栄養士として働いている。もう1人のT君は、熊本で柔道整体師として働いている。とびこ開業を機会に、4人の同窓会が開かれることを願ってやまない。ハイジャン男も参加したいものだ。

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T君の同級生から、お祝いの花が届いていた。入学年が04年だ。丁度、10年が経過したのだ。みんな立派になった。こんな幸せな気持ちは久しぶりだ。

「蕗の薹みんな立派になつていく」

ハイジャン男

なお、とびこの住所、南区玉川町10-9、電話 0925547395。ハイジャン男のことを言うとサービスがあるかもしれない。