今年の8月30日に父の十三回忌の法要を行った。福岡県三井郡の檀家となっている寺で住職にお経をあげていただき、精進落としの食事会は兄弟、親戚一同、原鶴温泉の六峰館に泊まりで行った。原鶴温泉は、温泉の少ない福岡県では珍しい温泉宿のある代表の一つだ。筑紫次郎と言われる九州一の大河の筑後川の河畔に温泉宿が立ち並ぶ。朝倉市に住む従兄の紹介でこのうちの一つ六峰館を予約した。従兄曰く、筑後川の河畔にある旅館で最近、評判が良いとのアドバイスで電話予約した。
当日は生憎台風15号が対馬海峡を北上しており大雨で、筑後川の水かさは増えるばかり。昭和28年に筑後川は大氾濫したことがあるが、去年何と59年ぶりに筑後川の支流が洪水にみまわれたばかりである。少しひやひやしながらの旅館泊になった。到着後、それぞれに温泉で汗を流した。屋上の露天風呂から南に溢れんばかりの筑後川が見え、その向こうには東西に長く伸びる耳納連山が迫りくるように大きく見渡すことが出来る。
この六峰館の謂われであるが、写真のように原鶴温泉付近の名山の六峰から名付けられたものであり、相撲甚句にして額に掲げられていた。遠くより、由布岳、阿蘇山、英彦山、宝満山、脊振山に近くの耳納山を加えた六峰である。天気の良い時には遠く由布岳、阿蘇山まで見渡すことが出来るのだろうか?

本日、福岡県三井郡まで墓掃除、墓参りに出かけたが、雪が止み、青空が見えてきて、由布岳の隣にある久住連山を遠くであるが、確認出来た。
実は、ハイジャン男は幼少より山の名前に関心を持っていた。それだけに止まらずに、地図で山の高さを記憶することもやり始めた。小学校2年生くらいからである。例えば、この六峰の高さはその頃覚えたまま忘れない。勿論、実際に山登りもする。頂上から遠くの山を確認するのが楽しい。
この山への関心であるが、実は父が山の名前をよく知っていて、父に「あの山の名前は何ていうと?」と尋ねていたことを思い出した。例えば、福岡市近郊であれば、六峰にある脊振山や宝満山である。三井郡に墓参りに行った際に遠くにかすかに見える英彦山を父から教えてもらった時はその高さに驚いたことを思い出す。
ハイジャン男の俳句には、よくこれらの山々が登場する。
「どつしりと座る宝満新豆腐」
「いわし雲背伸びしてゐる脊振山」
「英彦山の向かうに久女秋立つ日」
「犬ふぐり双ツ耳持つ由布の峰」
ハイジャン男
(いずれも丘ふみ游俳倶楽部入選句)
まだ、耳納山と阿蘇山の作品がない。来年の目標句になりそうだ。
当日は生憎台風15号が対馬海峡を北上しており大雨で、筑後川の水かさは増えるばかり。昭和28年に筑後川は大氾濫したことがあるが、去年何と59年ぶりに筑後川の支流が洪水にみまわれたばかりである。少しひやひやしながらの旅館泊になった。到着後、それぞれに温泉で汗を流した。屋上の露天風呂から南に溢れんばかりの筑後川が見え、その向こうには東西に長く伸びる耳納連山が迫りくるように大きく見渡すことが出来る。
この六峰館の謂われであるが、写真のように原鶴温泉付近の名山の六峰から名付けられたものであり、相撲甚句にして額に掲げられていた。遠くより、由布岳、阿蘇山、英彦山、宝満山、脊振山に近くの耳納山を加えた六峰である。天気の良い時には遠く由布岳、阿蘇山まで見渡すことが出来るのだろうか?

本日、福岡県三井郡まで墓掃除、墓参りに出かけたが、雪が止み、青空が見えてきて、由布岳の隣にある久住連山を遠くであるが、確認出来た。
実は、ハイジャン男は幼少より山の名前に関心を持っていた。それだけに止まらずに、地図で山の高さを記憶することもやり始めた。小学校2年生くらいからである。例えば、この六峰の高さはその頃覚えたまま忘れない。勿論、実際に山登りもする。頂上から遠くの山を確認するのが楽しい。
この山への関心であるが、実は父が山の名前をよく知っていて、父に「あの山の名前は何ていうと?」と尋ねていたことを思い出した。例えば、福岡市近郊であれば、六峰にある脊振山や宝満山である。三井郡に墓参りに行った際に遠くにかすかに見える英彦山を父から教えてもらった時はその高さに驚いたことを思い出す。
ハイジャン男の俳句には、よくこれらの山々が登場する。
「どつしりと座る宝満新豆腐」
「いわし雲背伸びしてゐる脊振山」
「英彦山の向かうに久女秋立つ日」
「犬ふぐり双ツ耳持つ由布の峰」
ハイジャン男
(いずれも丘ふみ游俳倶楽部入選句)
まだ、耳納山と阿蘇山の作品がない。来年の目標句になりそうだ。