実は先進国では、多くの国でインプラント治療が中心

世界の先進国では治療の第一選択として普及しているインプラント治療。

天然歯は、失ったら二度と元に戻らない大切な身体の一部だという考え方から、天然歯を削ったり、抜いたりすることは、あまり積極的には行われていません。

ところが日本の多くの歯科医院では、躊躇なくどんどん歯を削ったり抜いたりします。また、そうした何らかの理由で自分の歯をなくした患者さんが選ぶ治療法は、「入れ歯」や「差し歯」、あるいは「ブリッジ」を選ぶ人が多いといわれています。

ただ、こうした状況は、インプラント治療に対する患者さんのイメージが「どんなものかよくわからない」という人や「痛い、怖い」といったものも多く、インプラントは歯の代わりとしての治療の中では理想的な治療だということを理解されていないことが原因だと思われます。

インプラント体の種類はなんと100種類以上

インプラント体の種類は世界中で100種類以上存在し、日本国内では30種類以上が使われているといわれています。

また、メーカーによって規格が異なりますので、他社の製品と組み合わせて使うことはほとんどありません。また、同じメーカーのインプラントであっても、種類や大きさ(直径)などによって規格が異なり、インプラントに接続する部品や付け外しする器具や構造が異なることもあります。

このサイトでは、代表的なメーカーのご紹介とインプラントの特徴についてご説明していきます。

インプラントメーカー│インプラント名医事典

インプラントを検討しているなら、メーカーを明示しているクリニックを選びましょう

インプラント治療を受ける前に、インプラントメーカーを明示しているクリニック選びが大切です。

歯科用インプラントメーカーは世界で数百社以上存在し、様々なインプラントを生産しています。しかし残念ながら十分な臨床研究がされておらず科学的根拠が得られていないインプラントも多数存在しています。また構造や材質、価格などに違いがあり、利用できる症例も異なります。この点をおざなりにしたために、後々、不具合が出てしまうというケースも起こります。

失った歯の一部となって自分の体に入れるものだからこそ、最低限、どんなインプラントなのかを知った上で、信頼のおけるメーカーを選択し、安心して治療を受けるためにも、信頼性の高いインプラントメーカーを扱っているクリニックを選ぶほうがよいでしょう。