お城の建造物の「普段の顔と姿」に加えて、「いつもと違う方向からの特別な顔と姿」を、皆さんに見て貰おうと企画しました。
お城の顔「天守」を、様々な方向から見て異なった顔や姿をお届けするシリーズ第5弾です。
第3弾以前は、第4弾に掲載のURLからご覧ください。
第4弾 「犬山城」「松江城」 https://ameblo.jp/highhillhide/entry-12590546003.html
現存12城を日本の北からと南からを交互に見てます。本日は「彦根城」「備中松山城」の2城です。
<彦根城天守(国宝)> 滋賀県彦根市
・三層三階地下一階、複合式、望楼型、一階のみ下見板張り、1606年築、高欄廻縁付き、華頭窓や破風の装飾各18個
・井伊家 23万石(最終石高)
本丸太鼓門櫓を出て正面
左へ廻り南西隅から見上げる
西面を下から見上げる(華頭窓、破風が並ぶ、一階は押上げ窓)
北側から(左に付櫓が見える)
東側から(付櫓と多聞櫓が繋がります)
東面で玄宮園からのぞむ(付櫓と多聞櫓が見えます)
<備中松山城天守(重文)> 岡山県高梁市
・二層二階、複合式、望楼型、一階のみ下見板張り、1681年築、現存天守唯一の山城であり天守背丈は最も低い
・池田家 水谷家、安藤家、板倉家など 5万石(明治2年に2万石)
本丸表門前から正面(南面)
天守真下から見上げる、大唐破風と連格子
南東から、右に「長囲炉裏」がある部屋が見えます
南西方向から、接続(つなぎ)廊下が付属します
北側(二重櫓)前から、北門の後ろには「装束の間」の出っ張り
現存天守の最期を飾るのは国宝天守群の「姫路城」です。次回をお楽しみに!