いよいよ苗木城」(岐阜県中津川市の「本丸」天守台に向けて進みます。

 

昨日のブログは、作成途中のモノが投稿されましたので削除いたしました。「いいね」をしていただいた方には大変申し訳ないですが、再度写真付きのモノをご覧ください。

 

 ①は、下記をご覧ください。

https://ameblo.jp/highhillhide/entry-12524943684.html

 

スタートは「足軽長屋」、この広場からは天気が良ければ絶好の「天守台」ビューですが、雨がポツリポツリとしているので残念ながらガス(霧)で霞んでいます。

 

かつての「足軽長屋」から見上げたCGによる本丸天守(足軽長屋跡に掲出)

訪問当日の「足軽長屋」跡から見上げた本丸天守台(霧に煙る)

 

 

「足軽長屋」からは、岩や巨石の壁が両側に並ぶ間を少しすすんだ所に、「苗木城」の城内「三の丸」入口で大手門でもある「風吹門」跡に辿り着きます。

足軽長屋跡

三の丸入口の風吹門に至る石垣と巨石 

 

 

「風吹門」は二階建ての櫓門であったらしいです。

「苗木城」では、各建造物の跡地には、下記写真のように「苗木城御真景図」(1852年に書かれた図をもとに明治初年に描かれた城絵図)の中に描かれている建造物の絵と解説が1枚の表示板で掲載されているので、非常に分かり易く当時を想像しやすくしてくれています。

 

苗木城跡見取図(三の丸、二の丸、本丸)

風吹門跡 

風吹門跡の絵図と解説文(各門・矢倉等の説明書きはこのパターンで表示)

 

 

この「風吹門」は、廃城令後に「大泉寺」に移築されていましたが、現在は当門の冠木・柱・扉が、「苗木遠山史料館」の中に保存展示されています。

 

苗木遠山史料館 (風吹門の門扉が保存

 

 

当門跡の手前左手を見上げると、「三の丸」の「大矢倉」跡の何段にも積上げた石垣が迫ってきます。

 

風吹門跡の左手に大矢倉跡の石垣(打込接)が見える

 

 

「三の丸」一番の見所は、北西側に横たわる「大矢倉」跡です。この矢倉は、「風吹門」を守る為に築かれた三階建ての大矢倉で、地階は穴蔵となり「御鳩部屋」とも言われました。

 

大矢倉跡

大矢倉跡(三階建ての大きな矢倉、1階は石に覆われ倉庫、2・3階には矢狭間あり、切込接・布積みに近い積み方)

太矢倉の絵図

 

 

この上から、「三の丸」跡を見下ろすことができる一方、これから坂道を登っていく途中で、幾度ともなくその地点からこの「大矢倉」跡の巨石と石群を目にすることができます。

 

大矢倉跡の上から三の丸跡を見下ろす 

坂下門跡と菱樽門跡との間から見下ろす大矢倉跡 

 

 

「三の丸」は、北側に「中間部屋」や「小屋」が並び、東側に「馬丘門」や「材木蔵」等の石垣や礎石が夏草の中に顔を出しています。

 

馬丘門跡と材木蔵跡

 

 

 文字制限がかかりましたので、今回のブログは以上まで、次回は「大門」から始めます。

 

 

 

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