本日、大坂の南港ATCの中にある室内テーマパーク「あそびマーレ」へ孫達を連れての帰りでした。尼崎経由で、JR尼崎駅横を通る道を北上していますと、右手に「尼崎城」の天守閣を見ることができました。

 

私はおもわず、信号待ちの間にカメラを構えて数枚撮ることができました。大感動です!

 

四重天守ですが土塀で一重目が見えない

 

この「尼崎城」天守閣は、新聞などのメディアに最近頻繁に登場しています。

 

というのも、尼崎出身の「旧みどり電気」の社長さんが、地元愛、地元への還元とのことで、私財10億円を尼崎市に寄付して、お城をコンクリートながらも、外観復元して造ってしまったのです。幕末から明治時代初めの古写真が残っていたので、四重四階の外観復元がされています。10月に完成とのことでしたので、既に外観はできあがっているのでしょう。来春には内部を整え、資料館として一般公開されるとのことです。

千鳥破風と唐破風が美しい

今までは、図書館があり、その周辺には土塀を造ったりして整備がされていました。実際の天守閣の位置からは少し離れているようですが、譜代大名「松平(桜井)家 4万5千石」のお城があったのです。

 

昔は工業地帯で、現在は阪神タイガースの応援のメッカ、ダウンタウンの出身地であり、「ちっちゃいおっさん」のご当地キャラクターで有名な「アマの地」に、お城の天守閣が復元できたことは、益々尼崎市の知名度アップと発展に繋がるのではないかと思います。