「吉野ヶ里遺跡」の3回目は、「倉と市」のエリアです。

 

「倉と市」の中心の「市楼」

吉野ヶ里の「クニ」の交易の中心地とかんがえられています。出入りを監視する楼門や、交易をする物資を保管・管理する倉庫や、「市」を管理運営する役所である「市楼」など約31棟の建物が復元されています。

 

「倉と市」の絵地図

「楼門」

「倉庫群」

並ぶ高床式倉庫

倉庫には、織物の倉庫や供物(くもつ)の倉庫など、高床式でつくられています。

 

「織物の倉庫」

「供物(くもつ)の倉庫」

周囲は、幅が広くてふかい環濠で囲われていて、交易をする物資を厳重に保管・管理していました。

 

「環濠」

「倉と市」のエリアの南から南東にかけても広がり、ムラや水田や池などが点在しています。また、弥生くらし館では、勾玉づくり・火おこし体験などの体験工房として利用されています。今回は、時間がなく断念しました。

 

「吉野ヶ里遺跡」では、古代遺跡ではあるものの、お城というものがなぜできたのか、どうしてできてきたかの成り立ちが、ここを見ることによってわかるような気がしました。

 

前回までの「南郭内」「北郭内」「北墳丘墓」の動画を添付しますので、もう一度、「吉野ヶ里遺跡」をごらんください。