ホームページ「城をしろう・城はおもしろい」の「お城ごとの建物アルバム」を久々に更新しました。

 

今回追加「建物アルバム」は、我が居住府の「大坂(大阪)城」です。

天守閣は豊臣秀吉時代の絵図を基にした復興天守閣ですが、現存重要文化財の櫓、門、蔵類、井戸屋形などの写真104枚を掲出しましたので、是非ご覧ください。

 

乾櫓(重文)

千貫櫓(重文)

大手門渡櫓門(重文)

金銘水井戸屋形(重文)

復興天守閣(復興されて約77年間も経過する天守閣)

 

大坂(大阪)城の天守閣登城者数は、毎年右肩上がりで2015年から2017年までは200万人越えで2018年は275万人にも達したようです。

 

これは、2015年に「大坂夏の陣から400年キャンペーン」が仕掛けられ、2016年はNHK大河ドラマ「真田丸」放送の影響も受けて日本人観光客が増加したことに加え、なんといっても中国、韓国を中心とした外国人観光客の増大がこの数字を押し上げているようです。

 

しかし、天守閣登城者数の増大は喜ばしいですが、大坂(大阪)城内には、復興天守閣以外にも見るべき城郭建造物を始め、多くの巨石や高石垣があります。特に、城郭建造物は、11棟もの重要文化財が指定されていて、他のお城には現存しないような珍しい城郭建造物もあります。

西の丸に残る「焔硝蔵」、本丸に残る「金蔵」は、お城内に現存する唯一のモノです。

焔硝蔵(重文)

金蔵(重文)

それも併せて、大坂(大阪)城をご覧になることを、来場者の方々にもお薦めすれば、もっと大坂(大阪)城の魅力が発信できると思います。