ふらりと友人に誘われ、花見をしてきた。

李が咲き、梅に桜が開花する。
雨の中、友人とゆかりある山に行くと梅が咲いていた。
2人で春が近いのだと実感しつつ、やはりこの国が好きだ。と友人に語った。

花や虫、風の匂いに空の色、夜の星達が季節の訪れを知らせてくれる。
悲しきは今の人はそんな幸せに気付く余裕もない。


月日が過ぎて世界が通り過ぎる。
誰もそこに居なかった様に存在を忘れゆく。
そんな事実に悩んでいた。
この友人のささやかな気遣いで思い出す。
『命限りある者 そのなんと愚かな事か』
昔に学んだ人間の評価。