綺麗な月を眺めた後には必ず悲しみの月がやってくる。
いつも変わらず。

あと数日の後に陰月。

昔は良く記憶を消してくれ。と思っていました。それは今も変わらない。
進歩していない、と言うことよりも時間軸が止まったまま。

この時期が近くと、この身が陰に落ちてゆく。
一昔前のお話。

仕事場が好きで居心地が良かった。
出来た仲間に恵まれ、いつも支えてくれていた。

もしかしたら、必要ないのかもしれない。とさえ思える位に支えてもらっていた。

だから、いつも仕事の帰りには仕事を残して帰った。
その日の分を明日へ。

そうすれば、また仕事が出来る。
仕事に行く意味が出来るからね。
仕事に行くといつも続きがある。


でも、離れると知るとそんな必要がなくなる。

全てを終わらせる。
もう、何もする必要もないし、誰も何もしなくていい。

あまりに寂しいね。

だから、今も仕事は全部はしない。
また仕事場に帰って来る為に。