さて前回の続きといきましょう。
前回は私の編成を例に挙げ、バトルの流れをイメージしながら組み上げていく様子を見て頂きました。
今回は「軸」と言うものを考えながらの編成についてお話していきましょう。
メメモリ界隈で良く耳にする「軸」。
軸とは何ぞやとなった時の回答は、バトルにおける要となる部分、と言うのが分かりやすいでしょう。
例えば紅軸、藍軸と言った属性をまとめることで得られるボーナスで優位に立とうとする属性軸。
5体まで重ねると、かなり大きい差が生まれますが、当然起用出来るキャラの幅は狭まるので、キャラ同士の相乗効果による戦略的な編成構築は期待出来なくなります。
同属性ならある程度、戦術の方向性は揃っているので、それなりにはなると思いますが。
5体まで束ねるのは現実的ではありませんが、3体ボーナスくらいは考慮しておくと良いと思います。
私の編成でも自由枠の筆頭がフレイシアさんでしたが、これはシフォンちゃん、ソフィアさんと組んで紅属性3体ボーナスを得る為でもあります。
3体ボーナスくらいではあまり属性軸と言われる事も無いかと思いますが。
軸と表現した時に主に使われるのは、主要キャラを立てたキャラ軸になるでしょう。
特定の1キャラに対して育成リソースを集中させて、磨き抜いた戦力で一気に蹂躙していくのがキャラ軸の目的となります。
フローレンス軸、コルディ軸と言ったようなもので、周りを固めるのは、そうした軸を引き立てる為のものになります。
例えばフローレンスさんを軸とした場合。
ミミちゃんはフローレンスさんの連撃に共鳴の追加ダメージを載せる為だけに存在します。
マーリンさんはフローレンスさんのクリティカル確率を上げる為だけに存在します。
プリマさんはフローレンスさんのスピードと攻撃力を上げる為だけに存在します。
アイリスさんは先制された時にフローレンスさんに1枚バリアを張って、生き延びさせる為だけに存在します。
4名とも全員パッシブ目的なので、レベルだけ必要なところまで上がっていれば、ルーンどころか装備すら不要です。
その分をフローレンスさんの育成に注ぎ込む、完全なワントップ型…これがキャラ軸の考え方です。
フローレンスさんが攻撃さえすれば必ず勝てるように作られていますが、反面フローレンスさんが期待通りに機能しないと負けが確定する危うさもあります。
なので私は単軸での編成は避けるようにしています。
フレイシアさんには申し訳ありませんが、シフォンちゃんからソフィアさんまでの4名の内、2名残れば勝てるように設計されています。
つまり4軸編成です。
シフォンちゃんは兎に角生存させる能力に長けていますので、他3名のアタッカーがひとりでも残れば、じりじりと押し返していくことが出来ます。
シヴィさんもシフォンちゃん程では無いにせよ、防御力バフと回復があるので、ウィちゃんやソフィアさんを底堅く支える反面、シフォンちゃんと組んだ際は、逆にアタッカーとして振る舞います。
ウィちゃんとソフィアさんが残った場合は、アタッカー2トップが残っているので、反撃の手が早いです。
二人とも回復だけでなく、様々な身を守る手段があるので、全く反撃する事無く落ちる事は稀でしょう。
こちらは典型的なコルディ軸の方との対戦です。
オフィーリアさんは挑発でコルディさんの避雷針役。
プリマさんはスピードバフ役。
ミミちゃんは共鳴役。
レアさんはコルディさんが攻撃しきれずに討ち漏らした残敵を気絶させて、次のターンに繋ぐ役です。
そして悠々と2ターン目にコルディさんが気絶している残敵を掃討して終わり。
さて、思惑通り上手く事が運ぶでしょうか。
相手方の思惑通りにこちらの軸を全て折る事が出来なかったら…。
先手こそ取られ半壊しましたが、押し返す事が出来ました。
如何だったでしょうか。
単軸にも単軸の良さ、強みがあるように連携を重視した多軸と言う考え方もあります。
さて皆様はどんな編成を組まれるでしょうか。
それではまた。