だいぶ長いこと続いてきた「輪島龍壱の背中を預かるのは誰だ!?究極アクトレス決定戦」もそろそろ結論を出す時が迫ってきているようです。

光里
「もう推しとかそう言う話じゃなくなってるわね。貴方にとって推しって何なの?」

光里さんのこの言葉で私は大切な事を思い出しました。


思い返してみると、やはり心美ちゃんは偉大な存在でしたね。

一目見て、ただ「好き」と言う気持ちだけで私は心美ちゃん推しの道を踏み出しました。

バトガのシステム自体も秀逸で、キャラによる戦力差は基本的には無く、同じ武器を構えれば、必殺技は誰のものでも借りられることもあり、キャラによる優劣がほぼ無かったので、純粋な好きの気持ちだけで一人を決める事が出来ました。

これは本当に素晴らし事だと、今改めてバトガの良さを噛み締めています。


ですがアリスギアではそうも行かず、キャラ毎に得意な装備があり、専用の装備も様々な特性を持つが故に、プレイヤー毎に得手不得手が発生するはずです。

少なくとも私はヒーラーキャラでないと、上手く戦えませんし、見た目の良し悪しだけで選んでゲームを楽しめないのでは、やはりそこは本末転倒でしょう。

それがこの紆余曲折の始まりでした。


明日翔さん、愛ちゃん、薫子さん。
ヒーラー三人衆として、私の戦略に沿ったプレイングが可能な顔触れです。

キャラエピソード等も読んだ上で、お三方とも容姿性格申し分無しであることも確認済みだったので、余計に迷うところでした。

それであの様なコンペティションが開催される運びとなったわけですが、これで最後にしましょう。


最後のお題はクィンカエルラ、レベル80。
モス型の亜種として、素早く動き回り各種射撃が激しい、正にキュクヌスのような難敵です。


薫子さんは本当に強いですね。
ショットがスナイパー気味のライフルなだけあって、細かい集団にも遠的にも対応出来る柔軟性。
近接は苛烈な連撃で瞬く間にダメージを積み上げる。

ギアも高火力定点爆撃とマルチトラッキングレーザーで、やはり雑魚集団から大型まで、どこにでも連れていけます。



愛ちゃんはハンマーが主力ながら、今回は相手が悪く射撃戦に終始しましたが、準属性だったので相性に救われたでしょうか。

安定性はノーマルに軍配ですが、私はアナザーの方がやり易く感じます。


そして明日翔さん。
本当に頑張ってくれました。
最後に相性が悪くダメージも通らない中、時間ギリギリの粘り勝ちでした。

チャージも止めきれず、凄まじい猛攻に曝されながら良く耐えてくれました。

新米イベントのレベル200ステージでも感じましたが、愛ちゃん以上のタフネスですね。

光里
「で、結論は出たの?」

そうですね。
決めました。


私は明日翔さんの手を取らせて頂きます。


最後まで立っていた者が勝者


これが私の理念ですが、それに最も近いと言えるでしょう。

明日翔さん、これから宜しくお願いします(^-^)


光里
「結局始める前の事前調査の通りに収まったってわけね」

やはり瞬間的な直感は信頼出来ると言う事ですね。

それではまた。