本日送り出すお三方は、特別な存在です。


高3組は星守クラスからだけでなく、学園からも卒業となります。



特に中1から星守であった明日葉さんの感慨は深い事でしょう。

お母上も星守であり、その後を継ぎ星守として戦い続け、審判の日を経て己が無力を知り、技を磨き、心を研ぎ澄ませ。

地球を取り戻し、果ては星守の闇を打ち払うまでに至りました。

これ程濃密な経験をした星守は、あらゆる世界線においても、明日葉さんしかいないでしょう。


星守の中の星守とも言える明日葉さんにとって、やはりそこは特別な場所。

けじめとして星守クラスの解体も進言していましたが、そう割り切れるものでは到底ないでしょう。


星守は役目を終え。
根差した大地から羽ばたく時です。


お茶らけたノリは、あえて気遣いを感じさせない為の配慮でしょう。
クラス全体に常に目を配っていた蓮華さん。


面倒臭がりに見えて、その実面倒見が良く、負けず嫌いなあんこちゃん。

最上級生として星守クラスを立派に率いて下さいました。


改めて卒業、おめでとうございます。


星守から、学園から巣立つお三方に良い風が吹く事を願います。


今回はここまで。
明日からは中学生組に移っていきます。

それではまた。