今日は高1組最後となるミサキさんの番ですね。
高1組
ミサキ
ミサキさんに関しては星月みくと呼んで良いものか、いまだに迷うところではありますが、やはりミサキさんはミサキさんですね。
普段は引き締まった表情の麗人ですが、その笑顔はうって変わりとても可愛らしいと思います。
まずは親密度を上げてガールズストーリーを見させて頂きました。
みきちゃんの追試話の裏側となりますが、やはりミサキさんはお姉さんを大事に思っている事がひしひしと伝わってきます。
そしてそれは、この世界では同い年だとしてもみきちゃんに対しても同じ気持ちを抱いていることを、改めて表明しています。
向こうのみきさんはもう少ししっかりしている雰囲気でしたが、やはり根は繋がっているのでしょうね。
ではミサキさんにも卒業証書を手渡しましょう。
この話はかなり重たいものでしたね。
正直、ミサキさんが元の世界線に戻るとは思っていませんでした。
正確に言うなら、戻る手段が残っているとは思っていませんでした。
ミサキさんが世界を渡ることになったのは、進退極まったあの極限状態のみきさんの強い願いに神樹が応えた事で実現しました。
つまり帰ると言うなら、それほどに強い念と神樹の力が合わさる必要になるはずなので、イリスを倒し、役目を終えた神樹にはそこまでの力が残っていないと思い込んでいました。
ですが、ミサキさんを送り届けるまでが神樹の務めになるようです。
あちらの世界では星守が闇に陥落し、相当悲惨な状況になっているはずです。
かつて星守闇堕ちイベントがありましたが、あの世界がミサキさんの世界だとしたら…。
この決意は並みならぬ苦難の道となるでしょう。
闇神樹は浄化され、イリスも打倒した今。
向こうの世界も真に平穏を取り戻しているはずですが、星守の失われた信頼を取り戻すのは易い事ではありません。
それに何より、激闘を通じて結んだ気持ちが後ろ髪を引く事は想像に難くありません。
二重の意味で厳しい決断だったことでしょう。
エリカさん、葵ちゃんの魂も背負い、新たな一歩を踏み出すミサキさんに、思い出と言う最高の贈り物を。
世界を隔ててしまえば、例え絆は繋がっていたとしても、ミサキさんが窮地に立たされた時に手を差し伸べる事すら出来なくなってしまいます。
その時に思い出が奮い起てる力となる事を願います。
今日はこの辺りで。
それではまた。