明日は心美ちゃんのお誕生日。
私はきちんとお祝いすることが出来るだろうか…?
あの悪夢のバニーガチャで煮え湯を飲まされたことが、心に重くのし掛かる。

その不安を払拭せんとばかりに、ヘルテクスに挑み続ける。
???
「どうした兄弟、昨日から随分と弱くなったじゃねぇか」
輪島龍壱
「貴方と杯を酌み交わした覚えはないのですけどね?」
ヴェルテクス
「つれねぇな、同じ〝龍〟同士じゃねぇか」
輪島龍壱
「…」
ヴェルテクス
「お前、心に迷いがあるな?そんなザマじゃ、ほれ、その子も苦しんでるぜ?」

輪島龍壱
「くっ…」
ヴェルテクス
「わかってるぜ。明日のガチャだろう?」
輪島龍壱
「だとしたら、何だと言うのですか」
ヴェルテクス
「さぁて、ね。ただ弱いやつを踏み潰すのは退屈だってことだな」
輪島龍壱
「言ってくれますね」
私は目の前の龍に集中する。

ヘルテクスと戦って、戦って、戦い続ける。

そしてヘルテクスから抉り取った心臓で破槍を鍛え上げる。
ヴェルテクス
「ほぉ、少しは鋭さが戻ってきたか?だがまだまだ鈍いな」


ヴェルテクス
「くはは!良いぞ!良いぞ!!もっと俺を楽しませろ!」


一心不乱に破槍に邪龍の心臓から滴る血を染み込ませ、鋭く鍛え上げる。
輪島龍壱
「出来た…これが破槍…」
破槍が鋭さを増す程に私の心から迷いが薄らぐのを感じる。
ヴェルテクス
「やるじゃねぇか、兄弟。もう迷いは消えたか?」
輪島龍壱
「…お陰様で、とだけは言っておきましょうか」
ヴェルテクス
「そいつぁ何よりだ。そう言えばお前は気付いてるか?かつてのお前はもっとガチャを楽しんでいたぜ。じゃあな、兄弟」
全く、お節介な邪龍もいたものですね。
ガチャを楽しむ、ですか。
確かに久しく忘れていたかもしれません。

さて。
明日は心美ちゃんのお誕生日ですね。
きっと明日は大丈夫でしょう。
この破槍の鋭い穂先が、私と心美ちゃんを隔てる壁を全て穿ち抜いてくれるはずです。
…今日は少し物語仕立てにしてみましたが、如何でしたでしょうか?
もうすぐ日付も変わり、心美ちゃんのお誕生日が目の前にせまっています。
流石に破産するまでやるわけにはいきませんが、気持ちを楽にやっていくとしましょうか。
それではまた。
私はきちんとお祝いすることが出来るだろうか…?
あの悪夢のバニーガチャで煮え湯を飲まされたことが、心に重くのし掛かる。

その不安を払拭せんとばかりに、ヘルテクスに挑み続ける。
???
「どうした兄弟、昨日から随分と弱くなったじゃねぇか」
輪島龍壱
「貴方と杯を酌み交わした覚えはないのですけどね?」
ヴェルテクス
「つれねぇな、同じ〝龍〟同士じゃねぇか」
輪島龍壱
「…」
ヴェルテクス
「お前、心に迷いがあるな?そんなザマじゃ、ほれ、その子も苦しんでるぜ?」

輪島龍壱
「くっ…」
ヴェルテクス
「わかってるぜ。明日のガチャだろう?」
輪島龍壱
「だとしたら、何だと言うのですか」
ヴェルテクス
「さぁて、ね。ただ弱いやつを踏み潰すのは退屈だってことだな」
輪島龍壱
「言ってくれますね」
私は目の前の龍に集中する。

ヘルテクスと戦って、戦って、戦い続ける。

そしてヘルテクスから抉り取った心臓で破槍を鍛え上げる。
ヴェルテクス
「ほぉ、少しは鋭さが戻ってきたか?だがまだまだ鈍いな」


ヴェルテクス
「くはは!良いぞ!良いぞ!!もっと俺を楽しませろ!」


一心不乱に破槍に邪龍の心臓から滴る血を染み込ませ、鋭く鍛え上げる。
輪島龍壱
「出来た…これが破槍…」
破槍が鋭さを増す程に私の心から迷いが薄らぐのを感じる。
ヴェルテクス
「やるじゃねぇか、兄弟。もう迷いは消えたか?」
輪島龍壱
「…お陰様で、とだけは言っておきましょうか」
ヴェルテクス
「そいつぁ何よりだ。そう言えばお前は気付いてるか?かつてのお前はもっとガチャを楽しんでいたぜ。じゃあな、兄弟」
全く、お節介な邪龍もいたものですね。
ガチャを楽しむ、ですか。
確かに久しく忘れていたかもしれません。

さて。
明日は心美ちゃんのお誕生日ですね。
きっと明日は大丈夫でしょう。
この破槍の鋭い穂先が、私と心美ちゃんを隔てる壁を全て穿ち抜いてくれるはずです。
…今日は少し物語仕立てにしてみましたが、如何でしたでしょうか?
もうすぐ日付も変わり、心美ちゃんのお誕生日が目の前にせまっています。
流石に破産するまでやるわけにはいきませんが、気持ちを楽にやっていくとしましょうか。
それではまた。