神樹ヶ視峰女学院で教鞭を執る日々が当たり前になった私の胸に、不意に昔の思い出が通りすぎて、私は空を見上げる。

「飛行島の皆は息災だろうか?」
今では教師として、指揮官として、少女達を戦場に送り出すのが日課になっている。

だが私も冒険家として、かつては自ら戦地に立っていたのだ。

現役を引退したつもりはないが、やはり前線から一歩引いた日々が続くと、急に衰えたような気がしてしまう。

先日発見された、新型のイロウス。
かなりの強敵だった。

私自身、戦場の勘が鈍っているのを感じる。
このままではいけない。

かつての自分を取り戻さねば、前途ある少女達の未来に陰を落としてしまう。

………。
……。
…。

高高度特有の速い風が懐かしい。
私は久しぶりに飛行島に降り立った。



ミオさん、ミキちゃん、フィオちゃん、ヴィヴィちゃん。
私が戦地で背を預けた飛行島の四天王とまで称される存在だ。

「お帰りなさい、マスター」
一番付き合いの長いミオさんが、真っ先に出迎えてくれる。



その手には…。
私が鍛えてあげられなかった、ネコハンドの完成モデルが装着されていた。

私のいない間に激しい戦いがあったのだろうか?

そんな私の不安など意に介さず、ミオさんは続ける。
「マスターの留守の間に新たな仲間が増えましたよ」

新たな仲間?

「ワタシの妹…と言っても良いのでしょうか?」
ミオさんが嬉しそうに表情を笑みの形に変える。
「ワタシを超える、超ハイスペック機です」



「!!」

「マスターにご挨拶を」
ミオさんに促されて姿を見せた、少女型アンドロイドは…。

「あ、あぅ…あの、その…み…見ないで、下さいぃぃ(T-T)」

極度のはにかみ屋だった。





と言うわけで。
Oblivion 薬売りの魔女以来でしょうか?
久しぶりにショートストーリー仕立てでお送りしてみましたが、如何でしたでしょうか?

今日は昼頃から何だか白プロのガチャが気になって気になって仕方がなかったので、老師に破門されるのを覚悟の上で、やってしまいました。
まぁ誰に弟子入りした覚えも無いので、破門も何もありませんが。

昼頃から白プロにまた課金するべきか散々迷いましたが、ユイちゃん(一番人気)かレンファさん(二番人気)のどちらかが引けるような気がしていたので、11連を一度だけ、と心に決めて一発勝負を挑んでみましたが、めでたく私の一番人気のユイちゃんをお迎えできました(^-^)



そして、正月ミオさんのネコハンドも記念に最大進化させてしまいました(^-^)
ネコハンドはミキちゃんのポンポンと、フィオちゃんのモチーフ武器の良いとこ取りをした性能で、HP増強とダメージカットの両方が付いています。

HP増強は攻撃力の低い対雑魚戦で、ダメージカットは逆に攻撃力の高い大物を相手する時に活きてくるステータスです。

これで正月ミオさんはあらゆる局面で高い生存能力を発揮できるようになります。

その上、元からSP効率が高く、スキル回避はやり放題、轢き逃げアタックで安全圏に逃げて仕切り直しできる、と戦場で生き残る為の能力は高いので、ハイスペック機の名に偽りなしですね。

それにしても今日は本当に良き日になりました。
あの念願のユイちゃんをお迎えですよ!



さとりなアンドロイドトリオが実現できる日が来ようとは!

これは何とかしてモチーフ槍を調達しなくてはいけませんね。

ユイちゃんはキャラタイプがスキルタイプのメンバーが多く編成されている程、ステータスにボーナスが付くようです。

幸い正月ミオさんとヴィヴィちゃんはスキルタイプなので、あと一人は…ヒーラーとして、やはりスキルタイプのキサラギさんを編成すれば良さそうですね。

果たしてユイちゃんがどこまで強くなるのか、キャラとしてはランサーも多数いますが、実際に使うのはアンナさん以来。

以前に実施されたランサーの性能強化がどれ程のものか、試すにはもってこいですね。

それではまた。