
「ぐぎゃらばぁ!!」
果たしてそう雄叫びを挙げたのは火を吹くドラコンか、はたまた吸血鬼の王と等しい力を得たベルカさんか。
修羅の国真っ只中のスカイリムからありふれた日常の風景をお届けします。
スカイリムには避暑に来ただけのはずが、とんでもないことになってしまいました。
「だから…涼しい部屋で冷たいお茶を飲んでた方が良いって言ったのに…」
ですが、これは流石に予想の範疇を超えてますよ?
このままではシロディールには帰れませんね。
さて、どうしたものでしょうか。
「貴方が言い出したこと…ちゃんと責任とって」
仕方ありませんね。
余りこう言う不自然なことはしたくないのですが、このままでは「占い師の道標」の進行にも差し支えてしまいますからねぇ。
………
……
…
「…え?…ここは…家?」
お帰りなさい。200年後のスカイリムは如何でしたか?
「200…年後?」
余りこう言うのは好みではありませんが、ベルカさんは夢を見てたんですよ。
「夢…?だとしたら酷い夢…ヴァーミルナの悪夢でもこんなに酷くない…」
と言うわけで今回の旅の始終はベルカさんが見た予知夢と言うオチで締めさせて頂きます。
「え…?今、予知夢って…」
さて納涼スカイリム祭り、如何でしたでしょうか?
次回からはまたシロディールに舞台を戻してあれこれやっていきたいと思います。
それではまた。
「ねぇ…予知夢ってどう言うこと…?ちゃんと答えて?」