斧のアミュレットを見付けてご機嫌のベルガさん。
今日はどう言う事か、深夜の帝都は波止場区にやってきました。
これだけでピンとくる方もいるかもしれませんね。
恐らくピンときた方はその予想通りです。
ベルガさんは民家の裏手にある庭でたむろしている胡散臭い連中に近付いていきます。
そう、盗賊ギルドの集会です。
散々使い倒したマーティンとジョフリーを曇王の神殿に置いてきたのはこの為でしたか…。
「デイドラの秘宝を集めるとたまに犯罪歴が付くから…」
その清算の為に盗賊ギルドを利用しようと言う魂胆の様です。
ここまでにも幾つかデイドラの秘宝を手にしていますが、そうなると全部集めてみたくなるのが人の性、と言うことなのでしょう。
「それだけじゃない…デイドラの秘宝は最高の研究素材」
やはりアルトマーだけありますね。
魔法に関しての興味は尽きることは無さそうです。
それはともかく盗賊ギルドに身を置いたベルガさんは遂にあのクエストに挑みます。
かつて同志マーティンもその身を委ねたサングイン。
享楽と放蕩の限りを尽くすデイドラ王…。
このクエストはやり方次第では犯罪歴を付けることなく終わらせることが可能なのですが、今回は敢えて小細工無しで挑みます。
綺麗なドレスを仕立ててレヤウィンの城で開かれる晩餐会に向かいます。
取り敢えず会場入りは問題なく出来たようです。
では…やってみましょう。
「スターップ!」
まぁこうなりますよね。当然の流れです。
サングインから預かった魔法を撃つと対象とその周辺に居る人は裸になります。
それだけならまだ良い(?)のですが、どう言うわけかこの魔法には「体力低下1点 1秒」の効果が含まれているので立派な傷害罪になります。
参加者の誰かに激昂+挑発の魔法を掛けてからやれば正当防衛と言うことで犯罪にはならないのですが、今回はその小細工を省略しています。
では逃げるとしましょうか…。
普段は印石付呪の服でがっちりと身を守っていますが、サングインの魔法に巻き込まれて今は裸です。
幾ら素手格闘の技術を持っているとは言え、所詮はか弱い占い師。武装した多数の衛兵には分が悪いと言う物です。
走って逃走するベルガさん…逃げながら何か思いついたようでぱっと振り向くと追ってくる衛兵に向かってサングインの魔法を撃ちました。
「向こうも裸になれば…少しは抵抗できる」
成程…素手対素手ならむしろベルガさんに分があるかもしれません。
ですが衛兵は何食わぬ顔で剣を振り下ろしてきます。
「おかしい…納得いかない」
ベルガさんはサングインの魔法を衛兵に向けて発砲しますが、どう言う事か衛兵を裸にすることはできないようです。
と言うかこの魔法は晩餐会参加者専用の魔法なんですよね。
諦めたベルガさんはレヤウィンの街中を走り抜け…街道をひた走ります。
衛兵の追手は何時の間にか振り切ったようなのですが…街道にいる怪物や山賊が代わりに追ってきます。
そして逃げに逃げて辿り着いたのは…あろうことかデイドラ王の祠、それもシェオゴラスの祠でした。
シェオゴラス信者がベルガさんとその追いかけてくる山賊の姿を見て何を思ったか。
次々と加勢してくれて山賊をあっと言う間に伸してくれました。
今回は慌ただしかったので写真を撮り損ねてしまったのが残念でなりません。
このシェオゴラスの祠に集う信者たちは、流石に狂気のデイドラ王に心酔するだけあって、ちょっとアレな方々ばかりです。
特にその出で立ちを見れば…今のベルガさんなら同胞と思われても仕方ない事でしょう。
シェオゴラス信者の皆さんもちょっと服装が乱れている方ばかりなんですよね。
かくして身の安全を確保したベルガさんは人目を忍んでサングインの祠に帰り、はぎ取られた服を返してもらい、お詫びの品(?)として一振りの杖を受け取りました。
そして盗賊ギルドに科料清算の申請を済ませると何食わぬ顔で何時もの生活に戻ったようです。
今日はどう言う事か、深夜の帝都は波止場区にやってきました。
これだけでピンとくる方もいるかもしれませんね。
恐らくピンときた方はその予想通りです。
ベルガさんは民家の裏手にある庭でたむろしている胡散臭い連中に近付いていきます。
そう、盗賊ギルドの集会です。
散々使い倒したマーティンとジョフリーを曇王の神殿に置いてきたのはこの為でしたか…。
「デイドラの秘宝を集めるとたまに犯罪歴が付くから…」
その清算の為に盗賊ギルドを利用しようと言う魂胆の様です。
ここまでにも幾つかデイドラの秘宝を手にしていますが、そうなると全部集めてみたくなるのが人の性、と言うことなのでしょう。
「それだけじゃない…デイドラの秘宝は最高の研究素材」
やはりアルトマーだけありますね。
魔法に関しての興味は尽きることは無さそうです。
それはともかく盗賊ギルドに身を置いたベルガさんは遂にあのクエストに挑みます。
かつて同志マーティンもその身を委ねたサングイン。
享楽と放蕩の限りを尽くすデイドラ王…。
このクエストはやり方次第では犯罪歴を付けることなく終わらせることが可能なのですが、今回は敢えて小細工無しで挑みます。
綺麗なドレスを仕立ててレヤウィンの城で開かれる晩餐会に向かいます。
取り敢えず会場入りは問題なく出来たようです。
では…やってみましょう。
「スターップ!」
まぁこうなりますよね。当然の流れです。
サングインから預かった魔法を撃つと対象とその周辺に居る人は裸になります。
それだけならまだ良い(?)のですが、どう言うわけかこの魔法には「体力低下1点 1秒」の効果が含まれているので立派な傷害罪になります。
参加者の誰かに激昂+挑発の魔法を掛けてからやれば正当防衛と言うことで犯罪にはならないのですが、今回はその小細工を省略しています。
では逃げるとしましょうか…。
普段は印石付呪の服でがっちりと身を守っていますが、サングインの魔法に巻き込まれて今は裸です。
幾ら素手格闘の技術を持っているとは言え、所詮はか弱い占い師。武装した多数の衛兵には分が悪いと言う物です。
走って逃走するベルガさん…逃げながら何か思いついたようでぱっと振り向くと追ってくる衛兵に向かってサングインの魔法を撃ちました。
「向こうも裸になれば…少しは抵抗できる」
成程…素手対素手ならむしろベルガさんに分があるかもしれません。
ですが衛兵は何食わぬ顔で剣を振り下ろしてきます。
「おかしい…納得いかない」
ベルガさんはサングインの魔法を衛兵に向けて発砲しますが、どう言う事か衛兵を裸にすることはできないようです。
と言うかこの魔法は晩餐会参加者専用の魔法なんですよね。
諦めたベルガさんはレヤウィンの街中を走り抜け…街道をひた走ります。
衛兵の追手は何時の間にか振り切ったようなのですが…街道にいる怪物や山賊が代わりに追ってきます。
そして逃げに逃げて辿り着いたのは…あろうことかデイドラ王の祠、それもシェオゴラスの祠でした。
シェオゴラス信者がベルガさんとその追いかけてくる山賊の姿を見て何を思ったか。
次々と加勢してくれて山賊をあっと言う間に伸してくれました。
今回は慌ただしかったので写真を撮り損ねてしまったのが残念でなりません。
このシェオゴラスの祠に集う信者たちは、流石に狂気のデイドラ王に心酔するだけあって、ちょっとアレな方々ばかりです。
特にその出で立ちを見れば…今のベルガさんなら同胞と思われても仕方ない事でしょう。
シェオゴラス信者の皆さんもちょっと服装が乱れている方ばかりなんですよね。
かくして身の安全を確保したベルガさんは人目を忍んでサングインの祠に帰り、はぎ取られた服を返してもらい、お詫びの品(?)として一振りの杖を受け取りました。
そして盗賊ギルドに科料清算の申請を済ませると何食わぬ顔で何時もの生活に戻ったようです。