未だにコロールを拠点にふらふらレベルを上げつつ野盗山賊から金品を巻き上げる日々が続いています。
そんなある日のこと。
馬がぽくぽく歩いています…。
騎手は居ないようです。

考えられるのは…
巡回の衛兵が何者かに討たれて馬だけ生き残った。
新聞配達の方が何者かに討たれて馬だけ生き残った。
と言った辺りがすぐに思いつくでしょう。
ですがベルガさんは違った見解を持っていたようです。
「…この前レヤウィン伯爵夫人の里帰り一行を見かけた」
なるほど…確かにレヤウィン伯爵夫人は毎月15日になるとレヤウィンを出発し、コロールまで里帰りする習慣があります。
今日は23日なのでその一行がレヤウィンに帰る頃合いと言えば確かに時期的には合っています。
その時に誰かが馬に乗りそびれた…と言う馬鹿げたことが起こっても不思議ではありません。
馬が歩く方角も確かにレヤウィンっぽく見えます。
ベルガさんは事の真相を突き止めるべく、のんびりと歩く馬に同行しはじめました。
馬は街道を外れ、藪を掻き分け一路南東へ。
ですが、世の中そう上手くいくものでもありません。
馬は度々何者かに襲われます。
まずはイノシシ。
馬も反撃しますが、所詮は草食動物。力の差は歴然です。
劣勢と見るや馬は脱兎のごとく逃げ去ろうとします。
ベルガさんは素早くイノシシを退治すると馬を追跡…。
「良かった、まだ近くにいた」
馬の体力は半減していましたが、少し休むとまた歩き始めます。
次第に日も暮れてきましたが、馬はただひたすらに歩き続けます。
その時でした。
光り輝く球っころがふらふらと馬に近付いていくじゃないですか!
そう、オブリビオンをプレイしている方ならもうお分かりかと思います。
現在のベルガさんのレベルは13…ヤツです。
ウィル・オ・ウィスプ…普通の武器ではダメージを与えられない上に、体力吸収の魔法を使う序盤~中盤の難敵です。
流石の馬もこれは敵わないと逃走します。
そしてウィスプは馬の次にベルガさんに襲い掛かります。
戦って勝てない相手ではありませんが、ちょっと時間が掛かってしまいます。
ベルガさんもそのまま馬を追って逃げようとしましたが、速度を上げてないツケがここで降りかかってきます。
ウィスプを振り切れない…!
そうこうしている内に森を抜けてしまい、銀の剣を持った巡回兵が!
「ここは私に任せて逃げなさい!」と言わんばかりの雄姿。
ベルガさんは巡回兵にこの場を任せ、馬を追って走りましたが…やはりここでも速度を上げてなかったことが祟って馬を見失ってしまいました。
「…残念」
そして落胆するベルガさんの背後にはウィスプが…。
結局護身用に持っていた銀のダガーでウィスプをメッタ斬りしてその場は収まりましたが…。
来た道を引き返すと無残に倒れた巡回兵の姿が。
「うん…まぁこうなると思ってた」
猪突猛進な巡回兵はウィスプの体力吸収魔法を真っ向から受けてしまうので、この結果は火を見るより明らか。
方々に甚大な被害をもたらしたわりに、結局馬の行きつく先を見届けることは出来ないと言う残念な結末になってしまいました。
そんなある日のこと。
馬がぽくぽく歩いています…。
騎手は居ないようです。

考えられるのは…
巡回の衛兵が何者かに討たれて馬だけ生き残った。
新聞配達の方が何者かに討たれて馬だけ生き残った。
と言った辺りがすぐに思いつくでしょう。
ですがベルガさんは違った見解を持っていたようです。
「…この前レヤウィン伯爵夫人の里帰り一行を見かけた」
なるほど…確かにレヤウィン伯爵夫人は毎月15日になるとレヤウィンを出発し、コロールまで里帰りする習慣があります。
今日は23日なのでその一行がレヤウィンに帰る頃合いと言えば確かに時期的には合っています。
その時に誰かが馬に乗りそびれた…と言う馬鹿げたことが起こっても不思議ではありません。
馬が歩く方角も確かにレヤウィンっぽく見えます。
ベルガさんは事の真相を突き止めるべく、のんびりと歩く馬に同行しはじめました。
馬は街道を外れ、藪を掻き分け一路南東へ。
ですが、世の中そう上手くいくものでもありません。
馬は度々何者かに襲われます。
まずはイノシシ。
馬も反撃しますが、所詮は草食動物。力の差は歴然です。
劣勢と見るや馬は脱兎のごとく逃げ去ろうとします。
ベルガさんは素早くイノシシを退治すると馬を追跡…。
「良かった、まだ近くにいた」
馬の体力は半減していましたが、少し休むとまた歩き始めます。
次第に日も暮れてきましたが、馬はただひたすらに歩き続けます。
その時でした。
光り輝く球っころがふらふらと馬に近付いていくじゃないですか!
そう、オブリビオンをプレイしている方ならもうお分かりかと思います。
現在のベルガさんのレベルは13…ヤツです。
ウィル・オ・ウィスプ…普通の武器ではダメージを与えられない上に、体力吸収の魔法を使う序盤~中盤の難敵です。
流石の馬もこれは敵わないと逃走します。
そしてウィスプは馬の次にベルガさんに襲い掛かります。
戦って勝てない相手ではありませんが、ちょっと時間が掛かってしまいます。
ベルガさんもそのまま馬を追って逃げようとしましたが、速度を上げてないツケがここで降りかかってきます。
ウィスプを振り切れない…!
そうこうしている内に森を抜けてしまい、銀の剣を持った巡回兵が!
「ここは私に任せて逃げなさい!」と言わんばかりの雄姿。
ベルガさんは巡回兵にこの場を任せ、馬を追って走りましたが…やはりここでも速度を上げてなかったことが祟って馬を見失ってしまいました。
「…残念」
そして落胆するベルガさんの背後にはウィスプが…。
結局護身用に持っていた銀のダガーでウィスプをメッタ斬りしてその場は収まりましたが…。
来た道を引き返すと無残に倒れた巡回兵の姿が。
「うん…まぁこうなると思ってた」
猪突猛進な巡回兵はウィスプの体力吸収魔法を真っ向から受けてしまうので、この結果は火を見るより明らか。
方々に甚大な被害をもたらしたわりに、結局馬の行きつく先を見届けることは出来ないと言う残念な結末になってしまいました。