Wittig-Highmer's BAR

絵を描く時、油絵具を8色くらいチューブから出して
パレットの上に並べておくのが基本。

レッド、コバルトブルー、イエロー…

それを組み合わせて、新しい色を作ったり、
欲しい色に近づけてく。

途中までは、すごくいい色になりそうな感じだったのに

『そろそろいいかな…』

のタイミングを逃すと、もう戻れない色になってることが良くある。


そういう時、ほとんどの人は
ダメになった色の油絵具をパレットから剥がして
また色作りからやり直すらしい。

自分はそういう時、もう少し色んな色を混ぜて
黒かグレーを作るようにする。
そうすれば、影を書くときの差し色として使えるようになるから。
混ぜられた絵の具の側の気持ちになって考えたら、
はい、だめ…って剥がされるのは、なんて可哀想。

作ったのに食べてもらえない食材の気持ちとか、
出したのに使ってもらえない絵具の気持ちになって考える…のは、
眼鏡の似合う前髪ぱっつんも似合うある人の受け売りだったり(笑)


多分…



もっと早くに少しずつ出しておけばよかったのに、
ちょっと抱えこみすぎたみたい(笑)

一度受け取ったからには、途中で弱音をあげて放り出さないッて
決めたのは、まがいなりにも自分の矜持なんだろうけど。

とにかく、自分。
自分の安易で冷たい考え方に、自分でも自分を見放したくなる。



…そういうようなコト。


では。

呵々。