こんにちは!
英語発音矯正とボイストレーニングのオンライン・ボーカルスクール
「Higher
Voice」を主宰しているMaki Mannamiです。
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今日は歌詞をはっきり聴かせるための練習法をご紹介します。
英語でも日本語でも、普段話す時の発音のまま歌を歌ってしまうと、もごもごして何を歌っているか聴き取れません。
ネイティブのアメリカ人でも素人の歌は英語の歌詞が聴き取りにくいですし、日本人の歌う日本語でも同様です。
日本人の生徒さんに日本語の歌を歌ってもらって、初めからきれいに歌詞が発音できる人は皆無に等しいです。
歌うときは普段話すよりもはっきりと発音しなければならず、そのためには特別な練習が必要になってくるのです。
まずは母音の練習の仕方ですが、それは「歌詞を全て母音だけで歌う」というやり方です。これは劇団四季などでも使われているトレーニング法です。
たとえば先日ご紹介した『アナと雪の女王』の主題歌の日本語バージョンは、
「降り始めた雪は」
という歌詞で始まりますが、この部分を母音に直すと
「ふ(う)り(い)は(あ)じ(い)め(え)た(あ)ゆ(う)き(い)は(あ) → ういあいえあういあ」
となるわけです。
慣れてくると歌詞を見ただけでも母音で歌えるようになりますが、最初はややこしいと思いますので全部母音をノートに書き出して、見ながら歌うことをおすすめします。
母音だけで歌ってみて、きちんと音として美しく響くかどうかをチェックします。そうすると、子音を歌わない分母音に集中することができますし、いつも「い」の音だけ口がゆがんでいるとか、「お」の時に顎が下がりすぎるとか、「え」の音が詰まってきちんと出ていないとか、細かくチェックすることができます。
このジャッジが難しいところなので、先生に見てもらうことがもちろん大切ですが、一人で練習する場合は鏡だけでなく必ずビデオに録画してチェックするようにしましょう。
ようやく母音だけで美しく歌えるようになったら、次に子音を乗せていくわけです。
英語でも同様の練習法ができます。英語の単語を全て母音だけで歌うのです。
これはネイティブでない私たちにとってかなりハイレベルな練習法ですが、ものすごく発音の習得に役に立つので英語を勉強している人にもおすすめします。
スコットペリー先生もこの練習法をレッスンに取り入れています。
先ほどの『アナと雪の女王』の主題歌で、英語バージョンのサビの部分に
「Here I stand, here I’ll stay」
という歌詞がありますが、その発音を書き出してみると、
híər ai
stǽnd híər ail stéi
となりますね。この母音の部分だけを取り出してみると
íər ai
ǽ íər ai téi
となります。無理やりカタカナで書くと
「イアー アイ (ア)エー イアー アイ エイ」
となります。(余計に分かりにくいですが笑)
これも各単語の発音をきちんと理解して、慣れてくれば歌詞を見るだけで母音で歌えるようになりますが、分かりにくい人は一単語ずつ発音を書き出して歌うようにしてみましょう。
大変な作業ですが、とても大切な練習ですし、やった分必ず歌の上達につながります。歌詞をはっきり聴かせられるようになるだけでなく、各母音の発声もよくなりますので、ぜひ皆さんも試してみてください。
次回の更新もお楽しみに!
Maki Mannami