こんにちは!
英語発音矯正とボイストレーニングのオンライン・ボーカルスクール
「Higher Voice」を主宰しているMaki
Mannamiです。
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生まれ持っての声域はほとんど変わることがないが、もともと持っている声で出にくい音域を鍛えることはできる、ということ前回の記事でお話しました。
それでは具体的にどうしたらいいのでしょうか。
その前に覚えておいてほしいことがあります。
出にくい声を無理やり急激に広げようとしてはいけない、ということです。
ボイストレーニングは時間がかかります。
ジムに通って一日中筋トレをしたところで、次の日から引き締まった体になれるわけではありません。
歌は体が楽器です。体を鍛えるには時間がかかります。
ボイトレを何ヶ月もやっているのに思ったような結果が出ない・・・と悩んでいる人もいることでしょう。もちろん正しい訓練を受けていることが第一条件ですが、それでも声は自分が気づかないくらいゆっくりのスピードで変化していきます。焦らずじっくりトレーニングを続けてください。
楽器だったら一日8時間以上練習する意味がありますが、喉には限界があります。声帯の強度も人によって違います。
筋トレやストレッチ、体力をつけるための有酸素運動、腹式呼吸などを入れて1日長時間練習することには大変効果がありますが、声を出すだけで何時間も費やすのは危険です。個人差もありますが、声を出すのは2時間程度で十分でしょう。
そして一番やってほしくないことが、「声域ぎりぎりの声を振り絞って出す」ことです。
出るか出ないかというぎりぎりの音域で何度も歌うと、喉を傷つけてしまいます。
発声練習のときでも、このぎりぎりの音をヒットするのは数回だけにして、限界の音から数音下がった、まだ比較的出やすい音までを集中的に練習することです。
先ほども言ったように、声帯の強度は人によって違います。一度このぎりぎりの音程で喉を傷つけてしまうと、ますます高い声が出なくなってしまうこともあります。
高い声が出にくいからと言って高い声だけを練習するのではなく、全体の音域をまんべんなく練習することで、声そのものが強くなります。そうすると出にくかった高い声も、結果的に少しづつ出しやすくなってくるのです。
さて前置きが長くなりましたが、「もともと持っている声で出にくい声」の鍛えるにはどうしたらいいか、という話に戻りましょう。
「もともと持っている声で出にくい声」の中には、裏声というのも含まれています。
裏声というのはその名の通り裏の声で、普段話している声とは違う柔らかい響きの声です。
この裏声を鍛えることで、地声と変わらない響きにすることができます。こうすることで、歌に使える声域が驚くほど伸びるのです。
裏声というのは、自分で歌っていると体の中に響いている音が浮ついたような感じで、いかにも裏声、というふうに感じるのですが、体の外側に響いている音は他の人からすると、実はそんなに違和感がないものなのです。どちらも同じ人の声なのですから。
人によっては地声と裏声の区別が全くつかないところまで鍛え上げることができます。実を言うと、私も歌っている声のほとんどが裏声です。私の地声で使える音域は貧弱なものです。
もちろん裏声の強さにも個人差がありますから、これがすぐにできるようになる人と、時間がかかる人がいるということも覚えておいてください。
次回はこの裏声の鍛え方についてお話していきましょう。
それでは次回の更新もお楽しみに!
Maki
Mannami