美容業界パート社員活用事情 | キャリアを築くのも、お金を稼ぐのも大事。でも、自分の人生を生きるのがもっと大事。

美容業界パート社員活用事情

今年に入って急に、
美容業界の人手不足を訴える経営者の方に
お会いすることが増えました。

消費者にとっては身近な業界ですが、
その労働環境は恵まれているものではありません。

もっとも、日本のサービス業全般がそうですが・・・


若年人口の減少、
大手企業の正社員化の動きなどもあって、
中小企業の店舗の人材募集は難航しがちです。

社員で働こうという若手はさらに減っているようにも感じます。


そんな中、
数店舗を経営する企業様の分析をする機会がありました。

40名以上のスタッフがいるのですが、
社員は1/3にも満たず、いない店舗もあります。

分析の結果、
売上を伸ばしている店舗、
組織風土がいい店舗は、
パート社員のみの店舗でした。

この企業様、
パート社員は売上に応じての給与になっているので、
経営効率は社員だけで経営するよりもいいのですが、
経営課題としては経営幹部をどう育成するかです。

パート社員だけで伸びている現状はいいのですが、
将来にわたってそのままであるはずはなし、
自社を社長と一緒に支えてくれる幹部を育成する必要があります。


さて、
パートから経営幹部を育成していくか、
効率が悪くとも社員を雇って育てるか。




人件費を変動費に変える。

こんな考えが流行りましたが、
その結果、マネジメントが空白になり、
経営幹部が育たない・・・

こういった悪循環に入ってしまった企業も多いですね。

企業が将来にわたって隆々と成長し続けるには、
人が育つことが不可欠。
特に中小企業にとっては。

時代は多様は雇用形態へと移行するのだと思います。

人も企業も活きるには
多様さとぶれない文化の形成、伝承のバランスが必要ですね。

美容業界に限らず、
弊社も含めて、経営に携わる者、
考えさせられる現状だと思います。