ローマ人の物語より | キャリアを築くのも、お金を稼ぐのも大事。でも、自分の人生を生きるのがもっと大事。

ローマ人の物語より

最近、時々手にとって読むのが

「ローマ人の物語」塩野氏の書籍です。


物語自体も面白いですが、

その中のフレーズが時々、

ガツンと来ます。


たとえば・・・

「失業者とはただ単に、職を失ったがゆえに

生活の手段を失った人々ではない。

社会での自らの存在理由を失った人々なのだ。

終日、樽の中に寝ていても人間の尊厳を保てた

哲学者ディオゲネスのような人物は、

あくまでも少数派である。

多くの普通人は、自らの尊厳を、

仕事をすることで維持していく。

ゆえに、人間が人間らしく生きていくために

必要な自分自身に対しての誇りは、

福祉では絶対に回復できない。

職を取り戻してやることでしか、

回復できないのである。」


ビッグイシューという事業の存在価値そのものだと思いました。


お金を与え、家を与え、

与えるだけをやっていると、

自立する力を奪ってしまう。

自立する力、チャンスを与えないと、

尊厳の回復はできない。

行政にはできないし、

出来ても複雑なものになってしまう。


こういったことを

創設者であるジョンバードも言っています。


仕事って何のためにしているのか?

人はなぜ働かないといけないのか?

最近、そういった職業観的な話も聞きますが、

これが一つの答えかもしれませんね。