不健全なプライド? | キャリアを築くのも、お金を稼ぐのも大事。でも、自分の人生を生きるのがもっと大事。

不健全なプライド?

我々の中では、

よく不健全なプライドと

健全なプライドの話をします。


今日、辞意を伝えてきたコンサルタントがいます。

彼が伸びなかった本質的な問題はどこにあるのか。

私は、不健全なプライドが本質的な問題だと思っています。


もちろん、会社に彼が成果を上げるようにフォローし続ける体制が

なかったことも承知の上での話です。



昔、アーノルドパーマーというプロゴルファーがいました。

いまでいうタイガーウッズみたいなもの。

超一流のプロですね。


彼がある時期、大変なスランプに陥っており、

全く勝てない試合が続きます。


ところが、ある試合の途中から、

突然調子を取り戻し、その試合、優勝します。

優勝インタービューで彼は、

「なぜ、突然調子を取り戻したのですか?」

と聞かれます。


プレー中にファンから

「グリップの握りが、調子のいい時よりも低い」

という会話が聞こえてきたそうです。


インタビュアーいわく、

「あなたのような一流のプロが、

いちファンの一言で、大切なフォームを変えるんですか。」


「私は、一流のプロだからこそ、

どんな人の意見でも自分がさらに成長するために、

真摯に聞いて、取り入れていかなければいけない。

それが私のプロとしてのプライドです。」

と答えたそうです。


プロとして持つべきプライドは、

自分がさらに成長するためになら、

誰が言っているとか関係なく素直にまず取り入れてみるべき。

それを、自分はプロだから、

部外者や素人の意見は聞かない

と線を引くのは不健全だという話です。


今日、

退社の意向を伝えてきた

コンサルタントを目指した彼は、

不健全なプライドを抱え過ぎたのではないか。

そう思っています。


また、それを解除してあげられなかった組織力、

上司としての自分の無力さを感じた一日でした。