結婚記念日は家族の誕生日。
CMだったか、雑誌だったか、今では定かではないが、
どこかで聞いたことのあったこの言葉を、我が家では、今も大切にしている。
初めての結婚記念日には既に3人だった我が家だから
“家族”としての記念日の意味合いが色濃いのかもしれない。
“結婚記念日に似顔絵を描いてもらう”
年1回の旅行。
クリスマスはケンタッキー。
恒例化した家族行事はあれど、特にお気に入り。
今まで描いてもらった似顔絵は4枚。
毎年、描き手を変えているので、時の経過による変化に加えて、
絵のタッチも違い、見比べるのは、面白い。
今年は4人になった。
そして、この家族行事にも変化。
今年は似顔絵でなく、家族写真を撮ることにした。
娘が産まれた際、嫁の母親に白いレースの衣裳を
買っていただいていたものの、着る機会がなかなかなかったので、
体が大きくなって着られなく前に着てる姿をしっかり形として残しておきたかったし、
家族写真というものを撮っておきたいとも考えていたからだった。
というわけで、先週の土曜日に初となるスタジオアリスへ。
七五三シーズンということもあり、店内は人がたくさん。
そもそもが子供メインのお店なので、家族で撮るのは少し気恥ずかしかったが、
今更、そんな事言ってられない。
息子以外の3人の衣裳は自前なので、衣裳選びは息子のみ。
娘は白の靴下だけを借りた。
好きなのを選ばせたら、意外にも赤のタキシードをセレクトした。
髪を整えてもらい、それに着替えた息子は超親馬鹿だが、
目を見張るくらい、カッコイイ。超素敵。
我が子を見つめるどの親の視線もそうであったように、本気で親馬鹿になれる空間だった。
いざ、撮影。
子供に慣れてる、いや慣れ過ぎと言った方がいい担当の女性カメラマンは、
唇をぶるぶるぶる~と振動させたり、むぱっ!!むぱっ!!と開閉することで、
ボイスパーカッション的にでかめな音を鳴らし、文字通りの作り笑顔で、娘と息子の気を引く。
それに夫婦で引く。
ヨダレを垂らす娘。
笑顔が消えるカメラマン。
ヨダレを拭くアシスタント。
泣き出す娘。
再び、むぱっ!!むぱっ!!を開始するカメラマン。
笑顔が引きつる息子。
突如、アンパンチを強要するカメラマン。
応じる息子。
ヨダレを垂らす娘。
拭くアシスタント。
泣き出す娘。
更にむぱっ!!むぱっ!!を強めるカメラマン。
だんだん面白くなってきた私。
ヨダレを垂らす娘。
拭くアシスタント。
泣き出す娘。
MAXむぱっ!!むぱっ!!を繰り出すカメラマン。
変わらず撮影用笑顔を保つ嫁。
ヨダレを垂らす娘。
拭くアシスタント。
泣き出す娘。
MAXむぱっ!!むぱっ!!にタンバリンの音色を重ねるカメラマン。
もう、むぱっ!!むぱっ!!しか聞きたくない私。
・・・てな感じで、撮影も無事に終わり、家に帰った。
娘の足には、白い靴下が。
あ。