忘れられない失敗が教えてくれたこと

こんにちは。

Infinity顧問です。

前回は、私が初めて尾行調査に参加した時のお話を書きました。

今回は、新人調査員時代に経験した忘れられない失敗についてお話ししたいと思います。

探偵という仕事に限らず、どんな仕事でも失敗はあります。

むしろ失敗を一度も経験したことがない人はいないのではないでしょうか。

しかし新人だった当時の私は、失敗することを極端に恐れていました。

失敗したらどうしよう。

迷惑をかけたらどうしよう。

怒られたらどうしよう。

そんなことばかり考えていました。

ある日の調査現場でのことです。

私は先輩調査員と一緒に現場へ出ていました。

新人だった私は、とにかく役に立ちたいという気持ちでいっぱいでした。

何か成果を出したい。

認められたい。

失敗したくない。

その思いが強すぎたのかもしれません。

現場で対象者に動きがあった時、私は焦ってしまいました。

確認すべきことを確認せず、自分の判断だけで動いてしまったのです。

結果として大きな問題にはなりませんでした。

しかし調査員としては明らかなミスでした。

現場が終わった後、私はかなり落ち込みました。

正直、この仕事は向いていないのではないかと考えたほどです。

しかし、その時に先輩調査員から言われた言葉を今でも覚えています。

「失敗するなとは言わない。」

「同じ失敗を繰り返すな。」

という言葉でした。

当時の私は、その意味を十分理解できませんでした。

しかし23年経った今なら分かります。

本当に怖いのは失敗そのものではありません。

失敗から何も学ばないことです。

失敗した時に、

なぜ失敗したのか。

何が足りなかったのか。

次はどうすれば防げるのか。

それを考えることで人は成長します。

逆に失敗を恐れすぎると、挑戦できなくなります。

挑戦しなければ成長もありません。

私はこれまで数多くの調査員を見てきました。

伸びる人には共通点があります。

それは失敗を隠さないことです。

失敗を認める。

原因を分析する。

改善する。

そして次に活かす。

この積み重ねが成長につながります。

反対に伸びない人は、失敗を隠そうとします。

言い訳を探します。

責任を他人に向けます。

すると同じ失敗を繰り返してしまいます。

これは探偵業界だけの話ではありません。

仕事でも、経営でも、人間関係でも同じです。

誰でも失敗します。

大切なのは、その後どう行動するかです。

新人だった頃の私は、その失敗で大きく落ち込みました。

しかし今振り返ると、その経験があったからこそ慎重さと冷静さを身につけることができたのだと思います。

23年間この仕事を続けてきて断言できることがあります。

成功から学ぶことよりも、失敗から学ぶことの方が多いということです。

だからこそ私は今でも失敗を無駄だとは思いません。

失敗は成長するための授業料なのかもしれません。

次回は、新人時代に出会った「本当にすごい先輩調査員」についてお話ししたいと思います。

私の探偵人生に大きな影響を与えた人物のお話です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Infinity顧問