俺の少年時代は俺の現在の嘘だった

俺の少年時代は俺の現在の嘘だった

ブログの説明を入力します。

Amebaでブログを始めよう!
 
忙しさにあっぷあっぷしているうちに随分と更新が滞ってしまいました(笑)

ブログにいらっしゃった方々、コメントくださった方々、ありがとうございます。


さて、ひさびさの更新は映画のこと。今回ご紹介するのは、世界に誇る黒澤明監督の

『乱(1985年)』

です。

予告編はこちらから







舞台は日本の戦国時代、とある国の一文字秀虎という戦国武将を中心にした物語です。


様々な戦いを経て、辺りを治めるようになった一文字秀虎は七十歳を迎えていました。

そんな中『荒野を独りでさまよい続ける』という悪夢をみて、あることを思いつきます。

『そうだ、三人の息子に家督を譲って隠居しよ』

それを早速みんなに伝えます↓

(写真右より秀虎、太郎、次郎、三郎)

太郎と次郎は秀虎の機嫌をとるようなことばかり言いますが三郎は違います。

『家督を譲って隠居だって?戦国の世で甘いこと言うんじゃねえよ!兄弟の仲だってどうなるかわからないんだぜ、この老いぼれ!』(意訳)

『うるせぇ、勘当じゃ!』(意訳)



そうして三郎は勘当され、秀虎は太郎に家督を譲ります。しかし、それが悲劇の始まりでした…。



いやぁ、はっきり言ってかなりエグい物語です。

秀虎が、毛利元就よろしく『三本の矢は折れない』と言ったときは、「あっ、兄弟力合わせて頑張る映画かな」と思いましたが認識が甘かったです。


ネタバレになりそうですが…緻密に描かれる容赦ない裏切りの応酬!ガタガタと崩壊していく秀虎の理性とプライド!ついには狂います↓



観ている方は、秀虎の堕落や、荒城のシーンから感じられる無常感と、戦いを止めない人間の愚かさに打ちひしがれるでしょう…。

しかし、対照的に、重苦しい内容ながらも三時間近くの長丁場だとは思わせないようなダイナミックな合戦の数々が繰り広げられます。


また、秀虎が狂うにつれて道化師とパトロン秀虎の立場が逆転していく様子もとても興味深いテーマのひとつのように思えました。


うーん、重厚!

「黒澤作品は古くさい感じがしてなんかいやだ」という人には是非お試しで観て欲しい映画ですね。




ちなみに「乱」といえば日本史には『応仁の乱』など多くの「乱」がでてきます。

その中でも私は、

『観応の擾乱(1350年)』

がお気に入りです(笑)


時は南北朝時代、足利尊氏側の北朝と後醍醐天皇側の南朝に分かれて戦っておりました。

そんな中、足利尊氏の弟、足利直義と足利尊氏の側近、高師直が対立し、武力衝突が起こります。これが観応の擾乱です。

このせいで戦いの構図は『幕府側VS直義側VS南朝側』と複雑なものになってしまったのです。(間違いあればご指摘ください(^_-)-☆)


………………いや、………

北朝何やってるんだよ!!!


それではまた(ノ^^)ノ