タイトルが 帯広旅になったり、十勝旅になったりしましたが、帯広バスターミナルから バスで10分くらいの観光です。

緑ヶ丘公園は 歩いても30分くらい、レンタサイクルでも15分くらいで行けるようですが、刑務所跡地を整備した とても広くて気持ちのよい公園です。公園内に 道立美術館、百年記念館、児童館、動物園、野草園などがあります。

 

実は美術館は 展示替えでみれなかったのですが、百年記念館は、十勝地方の自然や 開拓の歴史、アイヌ民族史などが展示・解説され、とても興味深いものでした。東京で知り合った青年たちが、開拓に行き、いろいろ事業を起こした話(晩成社)などを知りました。写真は百年記念館と お出迎えのナウマンゾウ。

下の写真は 囚人たちが昔立てた石油倉庫。帯広最古の建物とか。園内は本当にひろびろとしていました。

野草園は、開拓前の自然が感じられましたが、北海道も、いまの西洋風の公園や広い通りとは違う、虫がいるうっそうとした自然だったのだなと実感。(笑)

このほか、児童館が、科学の体験をできる展示になっていて、子どもだけでなく 大人も 楽しみながら 頭の体操になりそうな、よい展示でした。平日のせいか、人があまりいませんでした。動物園は入らなかったのですが、みた感じ、やはり人が少なく、地方都市が人口減で インフラ維持の危機を感じる気持ちもわかりました。

 

オベリベリ温泉、水光園は、一種のスーパー銭湯ですが、帯広特有の 昔の植物層が溶けてできた茶色のモール温泉の 源泉かけ流しが 味わえます。地元の人で賑わっています。

 

バスは 近くでも 土日は1時間に一本、平日は2本という感じで 車で回るほうが便利ですが、それでも 北海道で車なしでも いろいろ回れる都市は 貴重と思いました。

 

帯広の旅、予想外に 堪能しました。