胃がんのMさんは72歳、余命数ヶ月とみなされ、
ホスピスに入院、すぐ食べられなくなり、鎖骨下静脈に高カロリー輸液を入れた。
そして、一年半、副作用の少ない抗がん剤と免疫療法、
点滴だけでほとんど何も食べず生き続けた。
ホスピスの医師、柏木先生いわく、
 
「Mさんは元来、楽天的な性格で、病気のことをあまり苦にしてしていないらしく」
(Σ(゚д゚lll)そんなはずないって思うけど・・・)
病室にいくと
「笑顔で迎えてくれた。」
 
で、柏木先生が思ったこと。
 
「がんの進行速度は、その人の性格と関連がある、
という研究結果が発表されている。それによると、
がんであることに失望せず、あくまでも回復への希望を強く持って
闘病生活をする人は、がんの進行が遅いという。・・・
さらに、がんであることを自覚し、積極的にがんと対決する場合に、
ごく少数であっても、がんが自然に退縮する場合もあるという。
そのメカニズムはよくわかっていないが、その人の心の持ち方と、
がんの進み具合が関係することだけは確からしい。」
 
柏木哲夫『生と死を支える』より
 
この話では、治したいという強い希望をもつこと、逃げないで積極的に治療すること、楽天的であること、笑顔、が闘病の鍵ということでしょうか。