今年、友人が二人癌で亡くなりました。
一人は40代で癌とわかって一か月くらいで逝ってしまった。
もう一人は50代。数日前に。8カ月程度の闘病だったようです。
体調が悪いという噂は聞いたのだけれど、
彼女が癌になっていたなんて知らなかった。
知っていたら見舞いは無理でも、せめて電話やメールで励ましてあげたかった。
両親をなくし、一人っ子で独身の彼女は、身辺をすっかり整理して、
遠く、鎌田実先生のやっている諏訪の病院にまで行って、覚悟の入院をしたらしい。
遺言で葬式もやらない。
ショックだったけど、落ち着いてみると、
「ちょっと早かったけど、身寄りもいないし、人に迷惑をかけず、
身辺整理もできて、こういう死に方のほうが私にはよかったのよ」
と、いつものサバサバした顔で淡々と話す彼女の声が聞こえてくる気がする。
死を前にした彼女と語りあうことはできなかったけど、
その彼女らしい死に方が、何よりも彼女の生きざまを語っている気がする。
きっと淡々と受け入れ、それまでの時間、おいしい料理と自然と心ある医療者との
やりとりを楽しむことにしたんだろうな。
こういう死に方もあるのかと思いつつ、自分が同じ立場だったら、告知のショックのなか、こんな決断ができただろうかと思う。
さて、私はどういう死に方をしようか。
考えさせられる。
それにしても、働きすぎだったよね。二人とも。
無念です。
