好きなものは何ですか?
という質問に、テレビと答える人は、大分少なくなった気がする叫び



我はそれを寂しく思う一人だが、実は我もテレビとは答えない。
そう答える人は、本当のテレビ好きじゃないとさえ思っている。なぜならば我は、つまらないテレビは嫌いやから・・・




例えばよく食べ物の話をする時に、好き嫌いがないという言葉が褒め言葉として使われる。しかしこれは、嫌いなものがないというだけでなく、文字通り好きもないのだと、我は勝手に解釈しているひらめき電球


近年は、好きな物だけを紹介すれば良い。嫌いなものはわざわざ取り上げる必要はないという人が随分増えた。そこにはスポンサーのしがらみがあったり、表現者への気兼ねというものが見え隠れする。しかしその人が、何を面白いと思うか、何をつまらないと思うかは、殆ど同等の情報量を持っている。


嫌いを言わない人の好きほど信頼できない物は無いパンチ!
どうせ観るなら楽しまなきゃという精神は、単なる貧乏性であって、自分を騙していることにしかならないように思う。
ロックフェスによくある貧乏性。楽しくない時は、憤ったり怒ったりする方がよっぽど健全ではなかろうか。自分の感情を騙すと感性は鈍る。




某かの文章を読むという事は、書き手の感性(=好き嫌い)と会話をするという事でもある。つまり書き手の好き嫌いの傾向こそが、その文章を信用するかどうかの担保になるということ。


同じ芸人の出ている番組であっても、面白いものとつまらないものがある。それどころか同じ番組であっても、回ごとに面白かったり面白くなかったりする。それがあかんのやなく、それが当たり前な事なのだ!!



だからここでは、徹底的に是々非々で行こうと思っている。というか基本的に普段からそうなので、特に決意せずともそうなると、ここまでテレビを中心に書いておきながら、実はラジオ番組の方が、テレビより好きかも知れない。何せ本気でふざけてる番組が多いから。


つまりお笑い、いや面白いお笑いが好きということで・・・






I grow up every day