このブログも随分放置プレイのままでいる上に、今更こんな話題もなんなのだが、映画「ノルウェイの森」をやっと観た映画
原作のイメージを壊したくないという思いが強く、今日に至った。




結論としては、映画としてはとても素晴らしい音譜あの長い小説を、概ね筋通りによくまとめたと思う。

一方、村上春樹ファンとしてはとても複雑。
何度も読み返してイメージが固まっているだけに、不満と言うか消化不良を起こした。女優たちが全くハマッていないしょぼん




直子役の菊地凛子。


自ら志願したというだけに、流石の演技力。
狂気にも通じる直子のナイーブさを見事に演じきっていて、評論家にも絶賛されていたようだ!!

でも、やっぱアラサーなんだよ~~~あせる
原作の直子は、透明感のある20歳の美人。菊地凛子では絵として無理があるだろう・・・




緑役の水原希子。


雰囲気のある子だと思ってはいたけれど、何せ役者ではないので台詞が入っていないショック!
ワタナベとの関係を保つために、知的で禅問答的な会話をするのだが、セリフが棒読みで伝わってこない。雰囲気があっただけに、惜しい。



ハツミ役の女優も、せっかく玉鉄と合わせるなら、もっとたおやかな雰囲気を出せる女優にすべきだったろう。
ハツミの登場は短かったけれど、キーウーマンでもあったんだよなぁ~~~叫び



レイコ役の霧島れいかは可もなく不可もなく、物語の最後にワタナベと寝る事になるが、原作を読んでいない人にはなんでそうなるのか意味不明だろう・・・
レイコなりに長年の辛い状況を克服する儀式のようなものだったろうけど、映画でそこまで説明するのは無理だよな!!






映像は、予想以上に奇麗に撮っていた。
それは素晴らしい事だけれども、70年代のザラリとした時代の空気さえも、やすりでそぎ落とした如く、滑らかになっていたのがもの足りないショック!
是枝裕和監督あたりが撮ったら、どんな映画になっていただろう。



松山ケンイチと高良健吾はどちらも良かったと思う。
二人とも、カメレオン俳優と言われるだけあって、出しゃばるでもなく、引き過ぎる事もなく、この映画の雰囲気を見事に理解して自分のポジションに立っていたと思う。
男優がよかっただけに、女優達がなぁ~~~叫び




今更の感動だけど、まあ、そんな所です。
原作を全く知らない人の感想も聞いてみたいところだ!!






I grow up every day