幕末という激動の時代、
王城の護衛者としての重責と現実の壁に苦労しながらも”武士”として生きた新撰組局長の生涯を描いた「新撰組 近藤勇」(童門冬二署 学陽書房刊822円)は、読み応えアリの一冊だ!!
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著者いわく、「新撰組とは京都という幕末の荒海に浮かんだ一艘の孤舟であると・・・波にひっくり返されまいと、必死になって乗務員たちが船を漕ぎつづける姿は悲壮であり、涙ぐましくもある。近藤勇はその船の長だ」という。
この本には、血風録のような疾走感はなく、時代に翻弄される者たちの人間ドラマが近藤勇の視点から描かれているのだ!!
「近藤さんは、笛吹きだ。隊士を何処へ連れて行くのかね」の問いかけに、今ははっきりと答えることが出来ると・・・「俺が連れて行くのは、狼の道だ。人斬りの道だ。」
近藤は、虚空に居る芦沢に向かってはっきりと告げたのであった。
誠を誓い、義に生きた男の生き様ははかなく、物悲しい。激動の時代、おかれた立場の高さと現実に悩みながらも、武士として「誠」をもって「義」に生きた「新撰組局長 近藤勇」の生涯を描いているのだ!!
読んでみては、いかがでしょうか?
あは
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