気まぐれ釣り日記

気まぐれ釣り日記

釣りブログ(停滞中)

紋切り型の挨拶が如何にも口をついて

出そうな状況で発話をせざるを得ない

場合に陥っても、そうすることを回避

しようと試みる気持ちが未だ抜けない

のは、若き日に幾らか時間を費やして

読みふけった蓮實重彦の著作の影響か

とも思われるが、そんな私的経緯には

全く関わりもなく、365、6日毎に

新年と呼ばれる多分に儀礼的な時間的

区分が天文学的な正確さを伴い律儀に

訪れてくる事実にはどうにも抗いよう

もないので、ふと抗うのを止めてその

紋切り型の挨拶を発してしまいそうに

なりながらなお一体何がめでたいのか

何の実感も無いことに内心抵抗を感じ

ていた年が長く続いた後、今になって

老いの入口を過ぎた自らの日々の実状

に加え、当然に自分より更に年老いた

親が日々生きながらえてくれることの

有難さを実感するようになって始めて

私が意義を実感しつつ口にすることが

可能となった紋切り型の新年の挨拶が

「新年あけましておめでとう」の挨拶

であり、今ここで皆さまにその一言を

お伝えできたことは非常に有り難く、

感謝の念に堪えません。