ある雑誌に載ったお店、
それは中国の西安に由来する麺を
売りにしたところだったんですが、
なんと、予想に反してお客さんの長蛇の列で
と言っても7~8人なんですけど、
すぐに食べる意欲を損失
あの雑誌、恐るべし
でも、この程度の反響がないと、
雑誌に載せた甲斐がないですもんね
お店の方が載せてって頼んだかどうかは
知らないんですけど。
これで予定が大きく狂った私たちは、
なぜなら第2候補を選んでなかったので、
とにかくランチが食べられる店を
見つけるために歩き出しました
何分歩いたでしょうか、
ビストロっぽいお店を発見しました。
「ここ入ってみる
」
店の前に掲げてあるメニューを見て、
あとお値段が1000円だってことで、
ま、いいかと妥協したのです。
もう、おなかすいてたし
で、入ってみると、お昼時なのに、
だ~れもいない どうしよう
一番安い1000円のメニューを注文するのも
何か気が引けるな・・・
そんな迷える子羊たちに、
「お決まりですか?」と神、
いやいや、シェフの声が。
「じゃ、2000円のコースで
」
「お飲み物は?」
「はい、赤ワイン、グラスで
」
シェフは自らワインを注ぎ、
それも箱入りのワインを直接、
また、お料理も運んでくれるのです。
厨房に若い子がいるのに、
彼らに任せずに料理の出し下げをされる
シェフに何か語りかけないと、
と思った私たちは料理について
質問をしたのです。
が、これが失敗でした。
料理にとどまらず、政治、経済、歴史、
次から次にしゃべりだすのです、シェフが。
料理が冷めるのなんかお構いなしで
話も聞かなくてはいけないし、
料理も食べなくてはいけないし、
どうしようって感じでした
多分、シェフにとって、
お料理とはお客さんと会話するための、
または自分の考えを聞いてもらうための、
ツールなのかもしれない。
だから自ら料理を運ぶのか
料理は言葉だ、ていうシェフもいるようですね。
私は、やっぱ、こっちがいいな
料理の声に耳を傾ける方が。
政治や経済の話をされても、ね



