団子じゃなくてね。
最近,ある女の子に
嫌われちまったみたいだー。
と,
女友達に相談した。
事情をポツポツ
話す内に,
「釜さんって
女のキビ,
全然分かってないよね。」
と,言われてしまった。
なんでなんでー!?
と,聞き返すと
「たぶん,その子は
釜さんに
羨ましいっていう感情と
だからこそ,
傍に居たいっていう感情と
両方持ってたんじゃない?」
なんですとー!?
・・・はぁ・・・。
むしろ羨ましいのは
こっちだぜ。
昔から良いとこばっかり
持っていくし,
羨ましい程
着々と
夢を叶えていくし,
ヤン様が
その子のスタイルを
釜さんと比較するし・・・ ←これは,ホント余計なお世話。
だから,
釜さんとしては
少々
とっつきにくくもあり
何となく,
向こうから声を掛けられると
拒みはしないけども,
周りから比較されるのは
釜さんは,昔から十分
分かってるから
ちょっと苦しくもあったんだが
何とか今まで
ぼちぼち
続いてきた関係だったんだ。
そして,釜さんの
この実りの少ない人生に
どこに羨ましがる
ところがあるんだよー。
と,言うと
「自分で気付いて
ないだけじゃない?
あんたは,人が羨ましがるような
もんを,いっぱい持ってるように
見えるわ。
そんでもって,
例え持ってなくても
羨ましがるのが女なんじゃないの?
ホント,女のキビ
全然分かってないわー。」
と,何か
呆れられましたけど?
はぁ,左様ですか。
じゃあ反省して
唯川恵でも読んでみようかと
思って,
本日も行きつけの
スタバで黙々読書に励んだ
真面目な釜さん。
小説ではあるけれども,
女って,こんなにも
他人の不幸やら
幸せまでも
踏み台にして,
生きていくもんなのかと
結構,体力
使わされましたが。
そんで,
読んでから
やっと,思ったけど
釜さんも十分
他人の不運を踏み台にして
生きてきたんだなと
思い直したわ。
自分より器用に
生きてそうな,その友人に
意地悪な気持ちが
あったことも
認めよう。
それでもやっぱり
ぶきっチョながらに
女を続けて行くことに
ため息が出るぜ・・・。
救いは,ヤン様に
この話をしたときに
「君とその子の間に
そういう感情があるのは
分かってたよ?
とりあえず,問題は
君がどうこうってよりも
その子が幸せになれば
解決する気がするよ。
まぁ,いつかそうなるし
大丈夫じゃない?」
なーんて,
ヤン様は
釜さんよりも
よっぽど
女のキビ,
分かってましたわ。

