東日本大震災から1年。

被災された方々には心からお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方々のご冥福、
行方不明になられている方々の1日も早い発見、被災地の復興をお祈り申し上げます。

震災を機にあらためて見出したのは本当に「絆」だったのか。

言葉や美談ばかりが先立つのではなく、着実な復興・支援が必要です。

大学はやはり、それを担う若者を社会に送り出すことが使命だと思います。


■「福島に生まれて…」の女子高生、福島大合格!(2012年3月7日 スポーツニッポン)
 福島大(福島市)で6日、前期日程の合格発表があり、580人が合格した。
福島第1原発事故の影響で志願者の減少が危ぶまれたが、実質倍率は2・7倍で昨年より上昇。
「福島に生まれて、福島で育って…」と、古里への思いをつづった創作劇のせりふが反響を呼んだ
県立福島南高校3年の佐藤季(みのり)さん(18)=福島市=も見事合格した。


国公立大学(前期日程)の合格発表が昨日で出そろったようです。

今では合格発表はネット上で行われているのですが、キャンパスに掲示を見に行く受験生もいます。

記事の佐藤さんは、ネットで確認した後に大学の掲示を見に行ったそうです。

以前、私も掲示板の覆いを外す場にいたのですが、外す直前の静まりと、
外した直後の歓声は見事なものでした。

現役学生(だいたいアメフト部員)が、合格者を祝って胴上げするのはいいですね。

今年もいくつかのニュースでその風景が見られました。

もちろん、受験番号がなく泣きだしたり、無言で立ち去る受験生もいますので、
そこは見ていてつらいものがあります。


合格発表のこの季節が、大学生に対する視線がもっとも優しい時期ですね。

入学時の評価が最も高いという現象は、そろそろ変えていかないといけないと思います。

福島大学の入学生もそうですし、他の大学の入学生も、これからの学生生活を
有意義に過ごして欲しいと思います。

実情を知らない外野の意見に過剰に左右されないでください。

そういった声をどうとらえ、どう対応するかもこれから身につけていけば大丈夫です。

合格はゴールではありません。

大学は、望めばさまざまなことを学ぶことができ、実行できる場です。

あれもこれもと欲張ってください。

大学はそういった学生に会えるのを楽しみにしています。

私はよく、Mr.Childrenの「箒星」という歌の一節を思い出します。

「僕らは未来の担い手 人の形した光」・・・大学生はこれくらい思っていいですよ。

少なくとも私は、大学生に対してこう思っています。


合格発表は地方国公立大学が早く、東京大学や京都大学をはじめとする
規模の大きな都市部大学は遅めのようです。

発表が遅れるほど後期日程までの緊張が続く受験生がいますので、
できるだけ早く発表して欲しいと思います。

東大の合格発表はいつだろうと思ってホームページを見たら、次のように書いていました。

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[合格者発表]
前期日程 平成24年3月10日(土)午後1時頃
後期日程 平成24年3月21日(水)午後1時頃

東京大学本郷地区キャンパス内に合格者の第2次学力試験受験番号を掲示する。
場所はこちら(弓道場前)
なお、電話等による合否の問い合わせには、一切応じない。
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んん?ネットでの発表はしていないのでしょうか。

と思っていたら、こんな便利なものが。→ 駿台「2011年度国公立大学合格発表日一覧」

東大、浜松医科大、兵庫医科大(看護)、高知県立大がネットでは発表していないようです。

大学に見に行くか、通知を待つしかないようです。

地方の受験生のことを考えると、なぜネットで発表しないのか疑問です。

しかも浜松医科大の発表は17時って、もう少し早い時間にすればいいのにと思います。


最後に、合格発表でお粗末な出来事がありました。

■早大、入試欠席者に合格通知 別の受験生が番号記入ミス(2012年3月6日 朝日新聞デジタル)
 早稲田大学は、2月16日にあった基幹理工学部の入試で、欠席者1人に誤って合格通知を
送るミスがあったと6日に発表した。欠席者の受験番号で、別人が間違って受験していた。


試験監督も受験生も、しっかりしましょう。

いち大学職員でした。


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