渡辺美奈代さんの3rdアルバム。
1987年に発売されました。
1987年は、夏におニャン子クラブが解散し、芸能界に残った
メンバーはソロ活動へと移行してゆきました。
(うしろ髪ひかれ隊はユニット活動継続しましたが)
解散前後にベストアルバムを出す人もいれば、しっかりと
リリースを着実に行う人もいて、渡辺美奈代もリリースを
着実に行うメンバーのひとりでした。
彼女独特の「声」とゆー武器があり、おニャン子現役時代より
多種多様の楽曲を提供して貰える様になった、そんな時期に
発売されたアルバムです。
おニャン子解散直前にリリースされた5thシングル「アマリリス」
は彼女の新境地だったと思います。それまでの王道アイドル
ポップスから一線越えた感じがしましたね。
そんな「もう、おニャン子クラブでは無い渡辺美奈代」のアルバム
が完成しました。後藤次利氏以外の作曲陣も加わり、色々な
美奈代ちゃんが楽しめるアルバムに仕上がったと思います。
CBS SONYとゆー会社は、一概にアイドルのアルバムといっても
サウンド面、作家面にこだわりを見せる会社なので、上質のアルバム
が沢山つくられています。このアルバムもそんな1枚だな、
と改めて思いますね。
おニャン子クラブ関連での1987年最後のリリースでした。
段々と終焉を迎えるおニャン子ブームでしたが、解散後もアイドル
第一線で活躍したのは、やっぱ凄いんだなーと思いますね。