吉沢秋絵さんの5thシングル。

1987年に発売されました。

 

おニャン子クラブの中でも早い時期にソロデビューしたので、

もう5枚目のシングルです。卒業後も、少しスローペースでは

ありますが、着実に新曲は出ていましたね。

 

今作は、マイナーコードの少し哀愁感のあるメロディの楽曲。

そこに淡い恋の歌詞を乗せた、いわゆるアイドル定番ソング

だったな、と思います。

 

デビュー当初は高いキーを頑張って出していた様な楽曲だったのも

あり、歌唱力が問われたりしましたが、彼女に合ったキーの楽曲

提供により、いわゆる並のアイドル歌唱的な歌の上手さも

出てきたな、と思います。

 

何よりこの頃から秋絵ちゃん、大人っぽい女性に変化してきた

な、と思いますね。、髪が長くなったのもあるのでしょうが、

メイクなども段々と大人な感じになったと思います。

 

でも、おニャン子卒業組はもうこの頃はあまり売上げを伸ばせない

時代になっていました。オリコン順位も13位でしたね。

まあ、何出しても1位だった時代が異常だったのかも知れません

が、秋絵ちゃんはそこまで売れた記憶があまり無い・・・。

オリコン1位を捕ったシングル2枚はB面が「会員番号の唄」で

おニャン子名義だった作品だからなぁ・・・。

 

素材として、悪くはないんですよ。可愛いしほんわかした感じも

いかにも「アイドル」してたし・・・。もっと、売れても良かったのに

と思いますね。