おニャン子クラブの7thシングル。

1987年に発売されました。

 

おニャン子クラブとしては珍しい、マイナーコードでアップテンポ

なラブソングです。普段は割りとメジャーコードの明るい楽曲が

シングルでは起用されるので、一風変わってて面白いな、と

思いましたね。

 

フロントメンバーは富川・永田・岩井・白石です。

ゆうゆに関しては3作連続でフロントメンバーに起用

されていますね。ソロデビューこそしていないものの、

うしろゆびさされ組も人気があり、割とおニャン子の

顔だったのでしょうか?

 

レコードジャケットが、袋状になっており、その中に

レコード盤が入っている形状のものでした。と言っても

裏側は歌詞が書かれており、中に1枚歌詞カードサイズ

のピンナップが封入されていましたね。

なんでこの仕様だったのか謎です。だって、後にも先にも

おニャン子名義のシングルでこの形状はこれだけでしたから・・・。

 

あと歌詞カードにパート割が書いてありました。

個々のファンへ向けてのサービスだったのでしょうか?

 

今作のフロン選出メンバーは思い切った新人の起用は

無かったんですよね。いわゆる1985年から在籍している

「古株」なメンバーでした。まあ結局の所、富川も永田も

ソロデビューしなく、解散時まで在籍したワケですから、

「ここでもう一度、今までのメンバーにも注目してもらおう」

だったのかも知れませんが、1人くらい大胆起用とかした

方がインパクトあったのかなー、とか思いますね。

(起用するなら貝瀬とかね、人気あったし・・・)

 

しかし、おニャン子本体のシングル曲は段々と「普通のラブソング」

にシフトしていってしまったなぁ、と思います。前作「恋はくえすちょん」

はアニメ主題歌だった事もあり、まあそんな過激な歌に出来なかった

のかも知れませんが、ブームになるにつれて大人しくなって行った

感は否めませんね。

 

それでも人気はあり、オリコン1位を獲得しています。

もう「おニャン子クラブ」がブランド化していった感じですね。

本当におニャン子は何もかもが急速に進んで行った、

そんな感じがします。だって、レコードデビューからまだ1年半だよ。

今のアイドルだったらシングル3枚、アルバム1枚出てたら

早い方だよねー。